手紙~あの頃の君へ~
モノクロの写真を眺め
今は亡き、君へ
私は、揺りかごの様な椅子に揺られ
ベランダからサクラを眺めています
青空がとても綺麗で
風が時折サクラの花びらを運んでくるのです
まるで、
遊んでほしいかのように
やんちゃで困ってしまいますよ
空のどこかで見ているでしょうか?
私のことも
君が好きだといったこの桜並木も
いや、君のことだ
見ているのではなく
きっと
この風も君の仕業なのでしょうね
まったく
相変わらずといいますか
この体を少しはいたわってほしいものです
ずっと空の上から
寂しげにゆれる君へ
あれからいくつ年月が流れたでしょう
君の泣いた顔は
今でも私を窮屈で歯がゆい気持ちにさせます
そちらは少し寒くなったでしょうか?
もみじが
ふらふらと私の足元に迷い込んできました
赤と黄色とオレンジが仲良くそろった
もみじの葉っぱですよ?
おかしいですね
今、私は貴方のずっとうえにいますが
本当はあのときから
ずっと近くにいます
寂しげな顔のときも
笑顔のときも
近くにいて
一緒に頷いたりもしているのですよ?
気がついていないでしょうが
見守っています
また会えることを
信じて
ずっと待っています
後書き:
ふと思ったんだが・・・
私がチョイスした動画とかって流してくれてるのかな・・・
けっこう、あるとないとでは
詩の印象も違うんだけどなぁ~