ともされた火は・・・
その道は
いつからか暗闇になった
どこまで行くのか
光の中からは
みることができなかった
僕は、その暗闇に
背を向けて歩いていった
淡いカーテンが
風に悪戯され
私をはたいた
月明かりだけの部屋からは
君の姿がはっきりと見えた
悲しそうに私を見上げ
そして、去っていく
どうして、こうなったんだろう
締め付ける想いが
私を泣かせる
青白いベットに
ぽたり、ぽたりとシミを作った
私のかすれた声だけが
私に戻ってくる
一人だ、ひとりになったんだと・・・
その道は
いつまで暗闇のままなんだろう
どこまで深いのか
光の中からは
覗くことはできなかった
僕はその暗闇を
ただ、通り過ぎる
月明かりの中
風がそっと頬を撫でる
かわいそう
かわいそうな君
甘い幻想と共に
私の中に入り込もうとする
そのたびに
気持ち悪くなる
ぐっと全身に力がこもり
縮こまる
小さく小さく
その存在が消えてしまうくらいに
小さく縮こまる
君が横切るのを知っているから
見られたくないから
君の純粋な瞳に
私の姿を映したくないから・・・
その道は
いつまで暗闇のままなんだろう
どこに居るのか
光の中からは
知ることができない
僕は、その暗闇を・・・
その暗闇へ歩き出した
月明かりが静かに去っていく
目の前も、これからも
真っ暗になった
何も聞こえない部屋
誰もいない部屋
飾らない壁に
君との思い出を映し出し
なんども拭き取った
ナミダを・・・
それも
それさえも枯れはてて
暗闇に飲まれていく
こころもからだも
なにもかも
飲まれていく・・・
ねぇ・・・
どこに居るの?
見えないよ・・・
この道の先は
ひっそりと静まりかえっていた
思い出の詰まった場所
月明かりがスポットライトのように
照らし出し
暗闇に居る僕からははっきりと見えた
空いている窓
ゆれているカーテン
君は・・・ずっとそうしていたのかい?
携帯を取り出し
トントンと消したはずの
記憶を押した・・・・
誰もいない部屋
寂しい部屋
冷たい部屋
何か鳴っているようで
鳴っていないようで
ワカラナイ
誰かが私の名前を大声で呼んでいる
懐かしい・・・
なつかしい・・・
あの温かな声で
私の名前を呼ぶ
呼んでいる
僕は暗闇から君へ
叫んだ
繋がらない記憶
覚えている思い出
そう君そのものへ
私は、夢を見ている
どうせ、これも幻想
頭が重い
垂れ下がる髪が邪魔
そして・・・
ゆっくりと夢を進める
僕↑【~君がそこにいた~】↓私
鳴り続ける携帯
慌ててとった
やっと繋がった記憶に
早く出ろよ、と
恥ずかしながら
言った
途切れ途切れでも
続く会話
胸がトクン、トクンと
徐々に高鳴りだす
僕→【~そこに君が居るから~】←私
私は、部屋に明かりを灯した
僕は、その明かりの中に君を見た
お互いに消したはずの思い出が
また、燻ぶりだした
僕からは、君が泣いているようなシルエットだ
私からは、君がそわそわしてるよ
なにかが再びともされた
僕↑【~こころのなかに~】↓私
ほんの小さなきっかけがそうさせた
ほんの小さな勇気がそうさせた
あの大きな炎が、また・・・
小さな火から始まる
ともされた火は・・・
これからの希望
これからの不安
そして・・・
僕←【愛という感情】→私
=【ねぇ、そっちいっていいかな?】僕+私
後書き:長っ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!誰が読みきるんだこんな長いもん!!
むしろ・・・
存在するのかぁああああああああああああああああああああああああ!?