さよなら申年、サルベージ。 | THE OWL GENE LURES

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ハンドメイドルアー
岡山ガレージブランド
オウルジーンズ

釣りや道具や作者カワニシのブログ

ここ何年か...毎年この時期は西見と過ごしている様な...クリスマスのオウルジーンズ。


出荷を控えたサルベージ。





今年は、プロト2本を持って、貴重な冬の釣りを確かめに行ってきました!



例年なら、この時期のパターンを掴んだおかげで「得意」となった地元シーバスに逃げるところ、積極的にブラックバスに挑む今年はやはり「サルベージ」という新しいチャレンジの成果なんです。



出荷直前の今回は「背針」カスタムの確認と、難しいことは抜きにした、前回の釣果と同じアプローチでの再現性を...


確認できたらいいな...


と、着込みました。




フィールドは、ハイシーズン時の120パーセントの満水。

最深部で5m強はあろうかという、行き慣れたはずのフィールドが、見たことの無い冬の顔でした...

さすがに水面の湯気ももう無くなって、水温も冬の顔になってきました。


しっかりボトムまで沈下させて、一回転6秒ほどのスローなずる引き。


変化のあるところでは、リトリーブにアクセントを入れて、2回ほどスライド。


そしてまたスローにずる引き...


沖目の深場、何があるかわからないので、それを確かめる為のキャスト...




なにかに押さえつけられて、少し竿を立てたところで それが魚と気付きます。






40そこそこの小型でしたが、画像でみるよりも、コンディションは悪くないボトムの魚。


前回と同じアプローチで、狙い通りの釣果を手にすることができました!



背針は、当たりの感覚が少し違うので戸惑いましたが、重心が少し上に分散されるぶん、ずる引きでフラフラと、あたかも「釣れそう」な雰囲気を醸し出していました...

追加の一本はばらしてしまいましたが、寒さも忘れる、鼻息の荒いオウルに続いて 西見も同じアプローチで...








少し小振りですが、続きます。

悪あがきでホロステッカーを貼った、標準フックをカットしただけのトリプルWフック使用のプロトでやりました...




やっぱり言ってしまいます...

「メリークリスバス」


...冬の本番は、まだまだこれから。



春も楽しみに、


さよなら申年サルベージ!