昨日は32℃!というもしかして寒暖計が壊れたの⁉️😵な気温でしたが、今朝は雨で気温は13℃に下がっていました。
もう、これが普通なのかどうなんだかわからないくらいおかしな気候です。そのせいか朝から頭痛が酷くてかないません🥲
それでぐずぐずとベッドの中で、あと少しだから読み終えてしまおうと朝7時頃から読んでいたのは、こちら。
前巻で怨霊が取り憑いた鬼女の面を取り逃してしまった陰陽師と天狗の力を持つ拝み屋。
その面は世間一般に恨みを持つ者や自己卑下ばかりしている人間に取り憑き、町中に禍を起こします。
今回取り憑かれたのは、この「モノノケ対応課」のある市役所にアルバイトにやって来た大学生の女性でした。
彼女は、自分が恵まれていること、普通に何も困難のない生活をしていることに罪悪感を持っています。
こんなに恵まれているのに何も出来ないダメな人間だと卑下してばかり。
普通に就学できて、就職出来て、結婚出来て、子供を産めてという「普通」が耐えられないというのに自分で環境を変えようとはしない。
それは怖いとか、親に悪いとか思っているうちにその思いが凝り固まって「怨念」になったら、
依代を探していた怨念の面に取り憑かれてしまうのです。それを捕まえたものの完全に怨みを晴らさないでいたらまた出て来て同じことを繰り返すから、閉じ込めた箱ごと破壊してしまおうというわけですが、それに使われるのが一晩中舞い踊られる神楽で、
舞っている間に神様が降りて来られるから、その力を使おうというわけです。
子供の頃から神社へお参りに行くと時々、この神楽舞を見かけることがありました。
その時は知らない上に興味もなく、さっさと通り過ぎていたものでしたが、
あれは神様に捧げるものであると知ったのはずいぶん後になってからのことで、今となっては神社へおいそれと行くことも出来ません。
神社仏閣が好きな子供だったくせに残念なことをしたものだと思います。
ただありがたいことに今ではYouTubeで結構な数の神楽舞を見ることが出来ます❣️
ここに貼り付けたのは、京都城南宮のものです。ここも近かったのに行かなかったなぁ!😔
この「陰陽師と天狗眼」シリーズは、表紙こそライトノベル風ですが、中身はしっかりどっしりしたもので、
最初はとっつきにくいかも知れません。何の話をしているんだろう?と何度か読み返したりしながら読み進んで、
おかげで神楽舞をYouTubeで探して見てみようと思いましたから、知的刺激は十分にいただいた作品でした。
相変わらずチャラくて口の悪い拝み屋怜路と陰陽師の家系で、最高の力を持っているであろう美郷とその体内にいる白蛇白太さん。
今回は鬼の手なんて不味いものを食べなきゃいけなくなって不味い不味い、イヤーーーー‼️と泣いちゃって、
最後はヨレヨレのボロボロになって大好きな怜路の首にくっついてました。可愛い❤️
作者の歌峰由子さんは、生命科学専攻のゴリゴリ理系だそうですが、
地元広島の伝説や伝奇、民俗学、オカルト好きな方だそうです。本書の終わりに小さな文字で掲げられた参考文献の多さを見ても、
この本がしっかりした基礎、土台を元に書かれたとわかります。2巻かかってやっと完結した大騒動が終わって、
なんだか私も憑き物が落ちたような気分でした。
読み終えたら10時になっていて、いつまで経っても朝ごはん(餌)をもらえないといって金魚達が怒りまくっていました。ごめん🙏
