時がたつのは思う以上に早くて
いつのまにかまた図書館の本を延滞してしまっています
借りている本の中に、予約待ちの方がいる本があったので
きのう図書館から電話がかかってきました。
私も予約してしばらく待ってから借りられた本なので
早く返さないとと、きのう~今日にかけて一気に読みました。
その本とは、『くらべない幸せ』(香山リカ 著)です。
私も前から気になっていた本なのだけど
やはり人気があるようで、予約待ちの方がまだまだいるようです。
そして、期待して読んでみた本の内容ですが
率直に言うと、「・・・で?」という感じでした
著者本人があとがきで
「『くらべない幸せ』の中間報告です」と書いているように
なんだか言いたいことがわかったようなわからないような・・・
でも、精神科医の立場からみてきたたくさんの事例を読んで、
どんなに恵まれて見える人にも
「人と比べてしまうこと」はよくあることだというのはわかりました。
それも、女の人の方が
結婚や出産というイベントが人生に大きく関わっているために
人と比べて悩んでしまうことが多いそうです。
人とつい比べてしまうこと
これは今に始まったことではなく、
むかしむかしの子ども時代から少なからず経験していることです。
それが、思うように妊娠・出産できなくなってしまってからは
つい、何の悩みもなく(そう見える)妊娠・出産している人たちを
うらやましく思うことが多くなってきて、
この「比べてしまう」気持ちに苦しめられていた時期もありました
(私のまわりは3人産んでる人だらけ~)
ただ最近は、ブログを始めたおかげで
悩んでいるのも苦しんでいるのも自分だけじゃないと思えるようになって
心がスーっと楽になり、人と比べてしまうことも減ってきました。
そんな訳ででせっかく借りた本も放置・・・
それでもまだ、ささいなことで人と比べてしまうことも時にはあります。
そんな時は、なるべく早く頭を切り替えて
自分の好きなこと、得意なことに熱中するようにしています
私にとってそれは、掃除だったり、ガーデニングだったり
読書だったりとささやかなことなのだけど、
好きなことに熱中して、さらに結果もともなってくれると
自分に小さな自信がわいてきて
人と比べる気持ちがなくなっていることに気づきます
比べて落ち込むエネルギーを
自分のプラスのエネルギーに変えていく。
言うのはかんたんでも、実際には難しいことでもあるのだけど
これからも意識してそう心がけていきたいです
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