2023年になって、もう2月。
お正月に初詣に行ってから、30日以上も経ったということですね。
日々、目の前のことに全力で取り組んできてはいますが、寝る時間がないというところまで追い込まれている訳でもないのに、どこかで焦る自分もいるのかも知れません。
そう言えば、小学校の時に、言われていました。
1月は行ってしまう月。
2月は逃げてしまう月。
3月は去ってしまう月。
この3ヶ月は、非常に速いスピードで過ぎ去ってしまうから計画を立ててしっかりと日々を過ごしなさいと。
今、まさに、腑に落ちる感覚です。
そんな中、幸運なことに、元サッカー日本代表監督の岡田武史さんの講演を聞く機会を得ました。
これが、非常に痺れる内容でした。
岡田さんがチーム作りで経験したことを、分かりやすい言葉でまとめてくださり、熱くお話を頂きました。
チーム作りで、まず認識すべきこと。
それは、色んな人がいて、色んな考えがあるということをありのままに認識すること。
だから、みんなが仲良くなれるなんて幻想は捨てるべき。
もっと言えば、「仲良くなんてなれるはずがない」という前提に立ってチーム作りをしないといけない。
その前提に立ち、メンバーが共有するべきものは2つ。
1つは、目的。サッカーで言えば、スポーツなので、勝負の世界。勝つことが目的になる。
すべては、「勝つ」ために、どうするべきか、どうあるべきかで決めるべき。
もう1つは、フィロソフィー=哲学。
何を大事にし、何を守るのか。ルールに似ているが、ルールでは発展性がないらしい。
どちらかというと「モラル」に近い。
もっと、多くの教えを頂きましたが、ここに書いた内容が私には響きました。
私が最も共感し、お話を伺い、自社や自分のチームに強く意識して持ち込んでいる考え方です。
岡田さんの話を聞くことが出来た幸運を、自分の中で昇華させ、実践知に変えていくことが機会を頂いた私の義務だと思っています。
この教えを実践し、どのように組織やチームが変化していくのか。
どのくらい先になるか分かりませんが、その変化を楽しみに目の前のことに必死に取り組んでいきたいと思っています。
そして、そのことに、私自身を賭けてみたいと思っています。
もう2月です。
日々、1ミリでも成長をしていきたいと思う今日、このような内容をアップさせていただきます。