今日は我が家の長男くんのお話。
ひょうきんで明るく
優しい小学生四年生です
5歳の時に軽度知的障害・自閉症スペクトラムの
診断を受けて
特別支援学級に通っています
長男くんの好きなもの、
いきなりうろ覚絵描き出すw
電車でお出かけ大好き、
ホームドア大好き、
信号機大好き、
踏切大好き♪
しかし
うっかりすると
大好きなものが
大パニックのきっかけになってしまうことも。
少し昔の話、
わたしと2人で電車に乗ろうと
改札を通ろうとした時
自動改札で止められるのが
大の苦手
だとわかっているから、
本人のチャージは
切らさないように気をつけていたのに
自分のチャージを切らしていたという
痛恨のミス
普段長男くんは
自分の思い通りにならないときなどには
癇癪爆発系のパニックを起こしますが🤯💢
本当に苦手なことに遭遇すると
フリーズして
不動状態になります
本当に申し訳ない…
今は多少ビクッとするだけで
ほぼ大丈夫になりました。
他には、
ホームドアや電車のドアに
はさまれるかもしれないのが
怖くて、
発車アナウンスが終わるのに
電車が混んでいて乗り切れないとパニック、
弟を乗せたベビーカーで
乗り降りにもたつくとパニック、
駆け込み乗車した人がはさまれそうになるのを見てパニック、
電車に乗るのは大好きなのに
行く先々でパニックのきっかけがあるのがしんどい
そしてせつない…
これらも小学校低学年までがピークで
今は多少のアクシデントには慣れてきました
粘り強くお出かけに付き合った家族の努力と
(特にパパ👨 精神力がハンパない)
本人の成長のおかげ!!
そしてそして
小学校四年生になった今、
自分なりに
苦手な場面を回避する方法を
考えて教えてくれるようになった!
たとえば長男くんは
踏切を眺めるのは大好き💕
だけど
自分が踏切を渡っている間に
踏切音が鳴り始めるのが怖くて
渡れない!
渡ろうとした時に
遮断機が上がっていて
渡っている時にいつ
踏切音が鳴り始めるのか
わからないのはこわいのでNGです。
それを教えてくれるようになったことが
すでにすごい成長だけど
最近は
自分なりに対策を考えて
教えてくれるようになりました!
たとえば
鉄道信号機を見る🚦
ごめん
お母さんよく鉄道信号機の見方わかってないんだw
あとは駅の側の踏切だと
電光掲示板を見て
電車が来る時刻と
現在時刻を確認している
成長した…!!(感動)
電車関連に限らず、
発達に特性のある子と過ごしていると
その子ならではの不安やこだわり、
敏感さがあるので、
アクシデント、
トラブルは
家の中でも外でも
生活していれば次々やってきます。
正直な話、
もう!いちいちそんなことでパニックにならないで!
そんなことで大騒ぎしなくてもよくない?
と、内心では思うこともあります。
でも、
そんなこと長男くんはわかってる。
どうしてこわいんだろう?
どうしてパニックになってしまうんだろ?
パニックになんてなりたくないのに、
どうしてもびっくりしちゃう。
でもこわいものはこわいんだから
だからこまってる。
「ぼく、びっくりするのがにがてなの」
と、
長男くんが自分の言葉で説明してくれたから
我が子がパニックや不安に
ふとしたきっかけで
なっちゃうなら、
不安になっちゃうのは
感じ方の問題で
仕方ないのだから
パニックになったり
大騒ぎしてしまうことは
責めないであげよう
その代わり、
親まで一緒に深刻に悩まなくてもいい。
大丈夫だよ!
なんとかなる、
一緒に考えよう
と伝えればいいんだ、という気持ちでいます。
そうすると、
親であるわたし自身にも
変化がありました。
パニックやトラブルを未然に防げなかった
自分自身に対しても、
深刻にならなくても大丈夫だよ
何とかなるよ
…と、思えるようになってきたのです。
前は、
パニックになっちゃうほど
大変だった過去の自分を、
すでにトラブルが過ぎ去った後の自分が
責めていました。
「大したことじゃなかったのに」
「なんで冷静になれかったの」
「恥ずかしい」
「もっとこうしたらよかったのでは」
「こうしたら防げた」
特に、パニックを防げなかった時や
食物アレルギーの事故を防げなかったときは
落ち込みました。
ちゃんとしなきゃ、と
思いがちなお母さん達
さまざまなパターンを想定をして
次に備えることは必要だと思う、
でも、1人反省会はほどほどに
あなたはその時自分にできる最善を尽くしたのではないですか?
時には我が子の命に関わるような、
必死の状況もあったでしょう
そんな中、精一杯の行動をした
自分を責めなくていいんじゃないでしょうか?
「自分に優しくする」を
具体的に言うと何なのか?
時々わたしは考えます。
その一つとして、
「ちゃんとしなきゃ」を緩めると、
少しずつ自分を責めることがなくなり
自分にも優しくなれる
そう
わたしは思っています。
お読みいただき
ありがとうございます🍀