先日、福岡県行橋市の主催で「秀吉の九州平定と黒田官兵衛」と題するシンポジウムが開かれ、その基調講演「秀吉・官兵衛と馬ヶ岳城」を行い、そのあとパネルディスカッションにも加わってきました。
昨年、その打ち合わせも兼ね、馬ヶ岳城を案内していただきましたが、麓の畝状竪堀などがよく残る部分だけみて、山上の本丸・二の丸には行かずじまいで残念に思っていました。今回、講演の前に何としても本丸・二の丸も調査しておきたいと思い、教育委員会の方のご案内で山上部分まで登ってきました。比高160mほどある山城で、かなりきついところもありましたが、1時間近くかけて登頂しました。
山上からの眺望はすばらしく、ここに城が築かれた理由も納得できました。あいにく、この日は黄砂が飛んでいて、岩石城は薄ぼんやりしかみえませんでしたが、黄砂がなければはっきりみえたでしょう。秀吉・官兵衛もここから次の攻撃目標となる岩石城をみたと思うと、何となく、戦国時代にタイムスリップした感覚になりました。

「九州菊」を造っている林龍平酒造場が「馬ヶ岳」を売り出しており、それをおみやげにもらって帰ってきました。

長野市松代の真田宝物館 で表記の企画展が6月9日まで開かれています。先日行ってきましたが、ふだんの常設展示には出していない貴重な古文書が多数展示されていました。

タイトルは「真田幸村」となっていますが、展示されているのは幸村関係だけでなく、父の昌幸の文書などもあり、見ごたえがあります。石田三成書状・大谷吉継書状など関ケ原の戦いに関するもののほか、大坂冬の陣・夏の陣に関するものもあります。少し足をのばして上田にも行ってきましたが、再来年の大河ドラマの舞台になるということで、早くもムードが盛りあがっているようです。至るところに表示がありました。

真田氏発祥の地には20年ぶりくらいの再訪となります。真田氏歴史館 が充実しているのにはびっくりしましたが、逆に、真田氏館跡 は少しがっかりしました。ちょうどつつじが満開で、近所の人たちがシートを敷いて花見をしているのはいいのですが、館跡内にグランドゴルフのコースが設定されていたりして、これは興ざめでした。

東京の大河ドラマファンのグループからの要望で、官兵衛ゆかりの城を訪ねる旅の同行講師を務めました。6月1日の放送「有岡、最後の日」で竹中半兵衛が亡くなるシーンが出てきますし、6月8日放送「半兵衛の遺言」でも扱われますので、三木城址、平井山の秀吉陣所と半兵衛の墓参りも目的としました。
下見に行った担当者から、三木城と平井山の陣所の間に湯の山街道が通っていて「雰囲気がいいところです」と報告を受け、そこに一軒造り酒屋があるとの情報をもらい、コースに入れ、寄ったところ、試飲させてもらいました。稲見酒造株式会社で、そこの「葵鶴」はおいしかったです。初日で荷物になるのは承知の上で買ってしまいました。
竹中半兵衛の墓所は以前行ったときとちがい、ずいぶんきれいに整備されていてびっくりしましたが、花が供えられていてうれしかったです。