鳥取市で講演があったので、前日入りし、天神山城を見てきました。因幡守護山名氏が応仁・文明の乱の頃に守護所として築いたといわれる城で、のちに山名豊国が鳥取城に本城を移すまで居城とした城です。
名前は天神山城ですが、比高は15~20mほどしかなく、平山城に分類される城で、湖山池を上手に使った立地です。現在は埋め立てられてしまっていますが、湖山池に流れ込む川を堀として使ってしますし、古い絵図によると、人工的に堀割を設け、城全体を取り囲む形にしていた様子がわかります。
本曲輪の平場はかなり広大で、そこから、いまは樹木に邪魔されて前面がよく見えませんが、かつては湖山池とその周辺の眺望もよかったと推察しました。ただ、城内に土塁とおぼしきところは1箇所しかなく、基本的には「土塁のない城」との印象をもちました。見落としているかもしれませんが…。
今回、私は、地元の史跡整備ネットワーク会議が編纂された『山陰の城館跡 改訂版』(山陰史跡ガイドブック第1巻)を持って訪ねたのですが、城址までの道順の説明があっさりしすぎていて、たどりつくのに大変でした。
鳥取へ行くと、いつも定番は日置桜(鳥取市山根酒造場
)です。初日は日置桜でしたが、次の日、地元の人に勧められて、はじめて琴浦町の鷹勇(大谷酒造
)と岩美町の瑞泉(高田酒造場
)を呑みました。熱燗にもあういいお酒でした。