今回の地震で亡くなった方々のご冥福を祈るとともに、避難生活を送られている人々にお見舞い申し上げます。
新聞やテレビの映像でしか被害の状況をうかがうことができませんが、想像を絶するもので、あらためて自然の力のすごさをかみしめています。
熊本城では復元天守が傾き、国の重文、東十八間櫓と北十八間櫓が石垣ごと崩壊し、飯田丸の石垣も崩れ、復元建物がかろうじて載っている状況がテレビ画面に映し出されたときはショックで声を失いました。
2週間前に行ったばかりだったので、「あそこが崩れるのか」との思いです。
石垣の石はどこも写真に撮っていると思うので、元の位置に積み直すことはできると思います。パズルのようにはめこんでいけばいいわけですが、崩落の状態がひどいので、中には落ちたときに割れた石も出た可能性があります。現在、石の調達はかなり大変で、また、経験を積んだ石工さんもそんなに数はいません。それは、小田原城の石垣整備のときに私も経験しています。近いところでは東日本大震災で崩壊した白河小峰城の石垣復元の例もありますので、そうした経験を生かして、時間はかかってもいいですから、復旧に着手してほしいと思います。