先日、静岡古城研究会・静岡県文化財保存協会の主催で「徳川家康の戦いと城づくり」と題するシンポジウムが2日間にわたって開かれました。初日が文化財ウォーキングということで、対象となる城を実際に歩き、2日目が講演・調査報告とそれを踏まえたパネルディスカッションという流れでした。
私は2日目の基調講演「家康の城攻めの真相」と題する講演を行ったのですが、話に出てくる小笠山砦は20年ほど前に1度行ったきりでしたので、初日のウォーキングにも参加し、小笠山砦を踏査してきました。
以前訪れたときは草が繁っていて、空堀を何カ所か確認しただけで帰ってきてしまったのですが、今回は静岡古城研究会のメンバーが事前に草刈りをしてくれていて、水野茂会長の作成した縄張図を手に、隅から隅まで歩いてきました。これまで考えていた以上に広大で、いわゆる「高天神六砦」といわれる6カ所の中ではダントツの大きさで、ほかの5砦とは意味あいが違うのではないかと思いました。大きな成果でした。