『歴史街道』の最新号〈9月号〉の特集が「碧蹄館の真実」で、私はその中で「Q&A文禄の役」を執筆しています。秀吉の明への遠征「唐入り」はなぜ構想されたのか、「唐入り」にあたり、朝鮮にどのような要求をしたのか、また、出兵を命じられた大名は、それをどのように受けとめたのかといった疑問に答える形をとっています。
同じ号に息子泰経の「派閥対立、王族の逃避、援軍の将らの保身…朝鮮と明、それぞれの事情」も載っています。『別冊太陽』で泰経と共著は出していますが、歴史雑誌に親子が同時に載るのははじめてではないかと思います。