過日、福岡城・鴻臚館の将来を市民と考える実行委員会主催のフォーラムが福岡市であり、行ってきました。当日は、芸能界きってのお城通といわれる落語家の春風亭昇太師匠と私が登壇しましたが、定員400名のところ、椅子が足りなくなり、主催者の話では500名を超えたのではないかということでした。

私は、「黒田如水と福岡城」と題して、如水がそれまでに縄張をした城の縄張と、福岡城の縄張の類似性についてふれ、縄張名人としての如水の経歴を中心にお話しました。

そのあとのパネルディスカッションでは、樹木が繁茂しすぎて、折角のみごとな石垣が見えにくくなっていることから、ある程度の樹木の伐採を提案し、また、公園名の舞鶴公園を福岡城公園とすることも提案させていただきました。

2泊3日の福岡行でしたので、時間を作って太宰府市の岩屋城に登ってきました。本曲輪・二の曲輪ほか、遺構がよく残っているのにびっくりしました。二の曲輪にある高橋紹運のお墓にもお参りしてきました。

今回の収穫のもう一つは、福岡のおいしい地酒の発見です。特に印象に残ったのは、前原市の(有)白糸酒造 の「白糸」と八女市の(株)喜多屋 の「喜多屋」でした。