11月2日から一般公開される映画「のぼうの城」 の試写会鑑賞者用パンフレットの解説を執筆した関係で、先日、その試写会に招待され、皆さんにさきがけて映画をみてきました。ストーリーとしてもおもしろく、画面の迫力もあり、十分楽しめる映画に仕上がっているとの印象をもちました。
忍城址には学生時代から何度も行っているのですが、今度の「のぼうの城」まで、石田堤については、特に注目することもなく、通りすぎる感じで、ちゃんとした写真が1枚もなかったので、高校のときの歴史部の仲間を誘って、先日、あらためて石田堤の現状をみてきました。事前に、「石田堤を守る会」と連絡を取ってくれていて、当日は、同会の栗藤さんをはじめ、会のメンバーの方にご案内していただき、今から40年ほど前の状況などを聞くことができ、参考になりました。
行田市大字小針のところにある古代蓮の里 に展望台があり、そこから石田堤・忍城の位置関係をあらためて確認することができました。
そのあと、鉢形城と杉山城に向かいました。鉢形城とその周辺は、大学院の博士課程のころ、『北条氏邦文書集』の編纂のため、何度も訪れていましたが、三の曲輪の四脚門などが復元されてからは行っていなかったので、整備が進んでいる様子をくわしくみてまわりました。
杉山城は、いま、「杉山城問題」という形で、城郭研究者と考古学関係者の間でホットな論争になっている場所として脚光をあびています。私有地でありながら、遺構が破壊されることなく良好に残っていて、地主さんに感謝の気持ちをもちながら下山しました。