白絣俳句カレンダー3月&白絣3月号 | 岳紫のブログ

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白絣俳句カレンダー3月&白絣3月号

 今日は暦の上で啓蟄であるが、しばらくは真冬並みの気温である。曇り空からシトシト雨となってきた。

 

白絣俳句カレンダー3月の久保武先生の冒頭句は

   聖金曜 密嗅ぎわけて 蜂とべり

 

 

 俳句雑誌「白絣3月号」は昨日になって届いた。このところ郵便物の配達は土曜日にされないので遅れることが多い。

 自句自解を見るまえであったので、「聖金曜」をネットで見たら『キリスト教の祭日。復活祭前の金曜日。イエス・キリストの磔刑による受難を記念する。「受難日」「受苦日」ともいう。』とある。あとは自句自解でどうぞ。

 

 

 

 「白絣3月号」1ページには、昭和50年代に星野立子先生が中日新聞俳壇選者であった時の入選句の事が書いてある。

 

 主宰久保先生近詠15句「夢」は、将棋に堪能な久保先生が一宮市本町3出身の豊島将之九段の扇の文字などを詠まれている。

 

 

 伊吹山を詠んだ句が4句ある。岳紫が幼少から木曽川畔に立ち、身近に眺めた伊吹山、中でも冠雪し光り輝いている様は神々しさを感じた。今は住まいの関係で時々しか眺められない。

  伊吹山から養老山と初景色   鈴木康子

  冠雪の伊吹山見ゆる機屋窓   

  冬雲海伊吹山を包む柔らかく  半田悦子

  冬耕や伊吹の風の穿ちたる   添削句

 

 地元の史跡・名所を吟行するi・i・i散策会は、真清田神社御旅所・地蔵寺などを吟行されている。句にある旧殿町銭湯(昭和30年1月閉場)の入り口付近跡(真清田神社一の鳥居跡)には、風呂の壁面装飾であったタイル画(125×125cm)の一部が平面展示されている。(岳紫のブログ4021)