白絣カレンダー2021年3月&俳句誌「白絣3月号」 | 岳紫のブログ

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白絣カレンダー2021年3月&俳句誌「白絣3月号」

 白絣カレンダー3月の冒頭句は、久保武先生が桑名市赤須賀漁港で詠まれた「白魚の二艘曳きして漁期果つ」である。解説は自句自解でどうぞ。

 

 

 俳句誌「白絣3月号」の主宰近詠15句「艇庫の扉」に、御囲堤、木曽川町~起吟行5句,玉ノ井駅周辺2句掲載されている。「雪嶺の主峰の大三角形ひかる」は、去る24日に眺めた雪嶺伊吹山ではないかと想像した。

 

 

                                                  岳紫 写 2021-2-24

 

伊吹山関連では「真向かひに冬の伊吹嶺詣径 鈴木康子」がある。

 

餅搗きの句があり、旧起渡船場西・美濃路街道終点角の匡登録有形文化財指定の湊屋文右衛門邸での餅つきでないかと思った。湊屋は船庄屋のもと船方肝煎役を分掌していたのである。

竈の火吹き出してをり餅を搗く 久保 武

杵と臼と二つで一具餅を搗く  久保 武

餅を搗く美濃路起の舟庄屋   井上一男

餅搗くや水神祀る舟庄屋    福島利子

 

昨年の餅つきに参加していないので、画像は過去のものである。

 

I・i・i散策会は年末12月25日に、岳紫にも身近かな一宮市役所・真清田神社・門前町の吟行を行い、久保先生の句を含み19句掲載されている。(岳紫のブログ2742)