森春濤展
一宮市博物館(一宮市大和町妙興寺)2階で、郷土の漢詩人森春濤展が開催されている。左右のガラスケース小間に、軸物8点、短冊1点、古泥硯詩画が展示されている。
中日新聞尾張版
地元に関係するものとして、木曽川畔北方の蘭医小沢錦水宅を訪れて際に詠んだ「秋夕」、起の吉田蘇川宅での「吉田蘇川宅観藤花」、大和町苅安賀船橋家文書である短冊「春夜聞笛」、苅安賀関戸家旧蔵の「古泥硯箱書・詩画」と、大江川に建碑されている「風雨踰函嶺」がある。
湊屋だより51号(2019-10) 岳紫稿
風雨踰函嶺 2019-4-4写 この碑は、春濤生誕地(本町4)に建てられたが、信金支店閉店により、地主の意向で移転したものである。
森春濤(1919~1889)は、2019年が「生誕200年」であった。岳紫のブログで、2019年7月27日から11月4日の期間に「森春濤先生生誕200年」として14回にわたりブログしたが、残念ながら、公的には一宮市中央図書館が半日講座の開催とガラスケース小展示をしたのみであった。(岳紫のブログ2728)