一宮市博物館三つの美術展 | 岳紫のブログ

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一宮市博物館三つの美術展

 一宮市博物館(一宮市大和町妙興寺)で、3つの美術展が開催されている。企画展は「禅僧の書展」と「没後80年 森半逸 山水の美展」、貸しギャリーでのグループ展「第10回花水木の会展」である。

「禅僧の書展」は、長嶋山妙興報恩禅寺所蔵の墨蹟・禅画など白隠慧鶴とその師、弟子など重要文化財・一宮市指定文化財を含む60点が展示されている。

 内容は庶民にとって少し高尚である。展覧会のテーマから考えれば、博物館が所蔵している

地元出身・深いかかわりのある高僧国泰派管長稲葉心田、妙心寺派管長梶浦逸外、永平寺貫主熊沢泰禅、南禅寺派管長柴山全慶や妙興報恩禅寺歴代の老師の墨蹟も参考として展示してほしかったと思う。11月15日まで。

 

 

 

「没後80年 森半逸 山水の美展」は2階の狭い陳列棚に屏風と条幅の南画が展示されている。11月23日まで。

 

 

「第10回花水木の会展」は、一宮市出身の名古屋芸術大学美術デザイン学部卒業の4人のグループ展で、日展などで活躍している女流画家の小品を中心に日本画などが陳列されている。11月1日まで。(岳紫のブログ2625)