二つのイベント

　東京都では、今日も新型コロナウイルス感染者の発生が、３日連続の１００人を超えて、東京都知事が不要不急な外出を控え、都内から出ることを避けるよう呼び掛けられている。

　一宮市は５月６日以降、感染者が出ていないのは幸いである。そのことを良いことにしてではないが、今日の午前は湊屋倶楽部主催の講座「感染症の歴史」、午後は京都西陣織会社主催の「西陣織伊藤若冲展」に出かけた。

　「感染症の歴史」は、新型コロナウイルスの流行に合わせた企画で、会場は木曽川畔湊屋洋室（一宮市起）、講師は中川満先生（岐阜市）で、「感染症日本の歴史(天然痘・咳逆・麻疹・コレラ・スペイン風邪・新型コロナウイルス)、感染症ヨーロッパの歴史（ペスト・コレラ・スペイン風邪）」について、Ａ３版１５枚の資料を配布して話され、締めは「感染症に負けない食」であった。

　「西陣織伊藤若冲展」は、一宮スポーツ文化センター展示室（一宮市真清田１）で明日まで開催されており、伊藤若冲（1716～1800）の名作を西陣織で再現させた作品（解説付き）と、横山大観（1868～1958）・瀬戸内寂聴さん（1922～　）の作品数点、併せて50点余が展観されていた。西陣織の再認識をと入場無料の開催である。（岳紫のブログ2553）

追記　九州で豪雨により多くの人が被災されています。心よりお見舞い申し上げます。