アトリエ探偵団　松永　久先生

　独立美術協会発行の冊子「独立ノート第８号」に、一宮市出身の松永久先生のアトリエでの制作風景や過去の業績などが、写真を中心に編集して掲載されている。

松永先生は、東京芸術大学大学院で油彩画を専攻され、権威のある独立展で受賞を重ね、昭和５１年（1976）会員に推挙されている。最近は水平と垂直の造形性を追求した作品「相」を発表されている。

毎年、「独立展名古屋展」が愛知県美術館で開催されているが、第８７回展は三重県総合文化センター（津市）での開催（来年１月）で残念である。

独立美術協会は、創立会員に三岸節子の夫三岸好太郎や林武・児島善三郎・伊藤廉など、そして須田国太郎・鳥海青児、現在は絹谷幸二・斎藤吾郎など錚々たる美術家が会員として活躍している。（岳紫のブログ2386）