白絣カレンダー2019-10月・俳句誌白絣10月号 | 岳紫のブログ

岳紫のブログ

ブログの説明を入力します。

白絣カレンダー2019-10月・俳句誌白絣10月号

 白絣カレンダー10月の主宰久保武先生の冒頭句は、

   ずいき神輿来るや花街の石畳

いつものように俳句誌白絣10月号の「自句自解」から抜粋すると京都「北野天満宮の芋茎神輿祭は十月一日からはじまる。(中略)上七軒の花街は天神社と隣り合い、(中略)瑞饋神輿の来る時刻には戸口には内水をして祝酒の樽を用意して気持ちを昂らせて待っている。(以下略)」

 

 

白絣10月号の主宰近詠35句「虫干」は、一宮市島村に江戸時代から伝えられている「島文楽」(一宮市指定民俗文化財)の人形の虫干しを詠まれた15句と、妙興報恩禅寺(一宮市大和町妙興寺)の座禅を詠まれた3句がある。

 

 

久保先生が撮影された写真「美濃路 一宮市起宿舟庄屋」「観月会雅楽 一宮市常念寺」の作品もある。

 

奏楽集には、井上一男さんの句「一英生家門より眺む躑躅咲く」がある。今年は佐藤一英生誕120年で、一宮市博物館(一宮市大和町妙興寺)では10月12日から11月24日まで特別展「尾張に生きた詩人 佐藤一英展」が開催される。

昭和40年代、佐藤一英先生宅(土筆庵)へ度々訪問する機会があった。(岳紫のブログ2367