岐阜大仏の骨組を編んだ竹細工職人 | 岳紫のブログ

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岐阜大仏の骨組を編んだ竹細工職人

54日中日新聞中部9県パワースポットの岐阜市正法寺「岐阜大仏」の記事で、小林住職が「竹や紙、漆など岐阜の文化で造られている」とあり、表層の骨組みである竹が、尾張西北部(一宮市・江南市)の竹細工職人によって編まれたことには触れられていない。

平成24年(2012)の名鉄マガジンWindに掲載された岐阜大仏の紹介の中でも、住職の奥様の話として製作について同じような内容であった。

一宮市史西成編(1953)に「明和年間正法寺に籠細工をもって大仏を造営することとなり、瀬部の籠作りに諮られたので、近村(浅井・東野・松竹)同業の人々数百人を率いて同寺に赴き、廬舎那仏大座像を約1ケ年間で造営された。」とある。先人の功績をもっと周知したいものである。