平成31年俳句誌「白絣」&2019白絣カレンダー1月 | 岳紫のブログ

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平成31年俳句誌「白絣」&2019白絣カレンダー1月

 久保武先生主宰俳句誌「白絣」平成31年1月号の表紙が新装された。主宰久保先生が描かれた抽象画である。2019年はこの表紙である。

 

 久保先生近詠35句は「湯気美し」であるが、一宮市内で詠まれた句が、阿豆良神社・馬見塚遺跡10句と苅安賀観音廃寺2句がある。別途、丹陽町重吉八幡社の甘酒祭を詠まれた句が9句ある。

 Iii散策会も阿豆良神社・馬見塚遺跡を吟行し、句が多く掲載されている。阿豆良神社は尾張国でも古い神社である。旧跡として一宮市温水プール(一宮市若竹3)敷地内南西角に碑が建てられている。

 

 

 白絣カレンダー1月の主宰冒頭句は、

深雪晴石人笏の掌を解かず  武

 自句自解に「一宮市尾西歴史民俗資料館(一宮市起下街町)での作である。夜の雪が止み・早朝に雪景色が絵になると思い、庭園と石人の写真を撮りに出かけた。既に職員は雪掻きをしていたが、石人は頭に雪帽子を被り、両手に笏を持ち、そのまま深雪の中に立っていた。」