俳句誌2018「白絣９月号」＆白絣カレンダー９月
白絣俳句カレンダー９月の「白絣」主宰久保武先生の冒頭句は
「落鮎や蛇籠の石は稜もたず 武」
この句を見た時、一宮市北方町の木曽川畔で詠まれた句であると思っていたが、俳句誌「白絣９月号」「自句自解」によれば、「揖斐川上流の根尾川と合流する簗場」であると説明されている。
俳句誌「白絣９月号」の久保先生の近詠３５句「青嶺鷹」のなかに、身近な尾張一宮真清田神社宝物殿に陳列されている桃花祭馬具３句が収められている。
また、８月号に「万葉公園と詩人佐藤一英先生」が特集掲載されていたが、「ＴＨＥ ＨＡＩＫＵ」創刊３５周年記念募集入選句に佐藤一英先生に関する句が３句あり、改めて一英先生を偲んでいる。
緑蔭や一英詩碑を復読す 森りつ子
詩人一英詩碑を尋ねて枇杷熟るる 村山香代
花菖蒲韻律美しき一英詩 日比孝子