真清田神社の金銅釣灯籠
昨日の中日新聞県内版に、真清田神社の「金銅釣灯籠 2基」が,愛知県有形文化財に指定されたとの記事があったが、「16世紀に造られた釣灯籠も県内では希少な中世の作で重要」だけの説明である。
昭和43年(1968)3月2日一宮市有形文化財に指定され、その説明文は一宮市文化財専門委員会委員(のち一宮市文化財保護審議会副会長)の後藤利光先生(1913~1993)が執筆された。
昭和47年(1952)に「改訂版 一宮市の文化財」(1953)編集の際、一部加筆して刊行された内容を紹介したい。当時は「金銅釣燈籠」の名称である。
「一宮市の文化財」(1953)より