8月15日無風の鉄風鈴 | 岳紫のブログ

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8月15日無風の鉄風鈴

 

毎年8月15日「終戦の日」を迎えると、岸政男先生(19221996)の「8月15日無風の鉄風鈴」の句を思い出す。

この句は昭和39年(1964)に詠まれ、昭和43年(1968)刊行の「句集 鉄風鈴」に収められている。

昭和20年(1945)8月15日終戦の日の心情と、20年後の混沌とした社会を詠まれたことと推察している。

岸先生は、一宮市文化団体協議会会長・愛知県文化協会連合会会長などとして、文化の振興に尽力され、何かとお世話になった俳句作家である。

 

 戦後73年、平和な時代が続いている。悲惨な戦争を知らない世代が大多数となっている。この平和が続き、悲惨な戦争をしない施策を進める政治が大切である。

 

 73年前の8月15日は、晴れて暑い日であったが、きょうは南からの湿った空気と雨雲が交互にやってくる鬱陶しい日となった。それでも平和である。