平成30年3月白絣カレンダーと俳句誌白絣 | 岳紫のブログ

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平成30年3月白絣カレンダーと俳句誌白絣

 

白絣3月のカレンダー表題主宰久保武先生の句は

 

しきりに鷭泳ぐや受胎告知祝ぎ 武

 

 白絣3月号自句自解によれば、「一宮市浅井山公園の池で見たの仕種である。大天使ガブリエルが処女マリアにキリストに受胎告知をした御告祭は3月25日である。この日の鷭はしきりに首を前後に振って受胎を知らされた歓びを寿ぐ仕種であった。静かな泳ぎというよりも歓喜のおよぎであった。」

 主宰久保先生の巻頭句35句は「粥柱」で、最後の句の「粥柱」は小正月に粥の中に入れて食べる餅で、大手術をされ経過が良い術後に2回食べられたようである。

 

 3月のカレンダーに掲載された一句に

春寒し真清田一の鳥居跡  宇佐見文子

 一月末で閉湯された銭湯「殿町浴場」があった場所で、岐阜街道一里塚と真清田神社一の鳥居があった一宮市の歴史にとって貴重な史跡である。

浴場の閉湯を予感されていたのかと思った。