「民芸の日本展」&「現代書道二十人展」など | 岳紫のブログ

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「民芸の日本展」&「現代書道二十人展」など

 

 名古屋で開催されている二つの大きな美術展と、写真展に出かけた。

 

民芸の日本~柳宗悦と手仕事の日本を旅する~展

 JR名古屋タカシマヤ10階特設会場で3月5日まで開催されている『日本民芸館創設八十周年記念 「民芸の日本~柳宗悦と手仕事の日本を旅する~」』は、昭和40年代(1965~)に日本民芸館(東京都目黒区駒場)を訪れたことがあったので懐かしい思いであった。

 庶民が日常に使っていた生活道具に柳宗悦氏は美のある民芸品として蒐集され、民芸館の創設という結実を生むとともに、全国に民芸館を建設して民芸品の保存活用が図られるようになり、大きな功績を上げられた。愛知県では豊田民芸館がある。

 会場には、日本民芸館と一部の地方民芸館の陶芸・木工・藁細工・染色等いろいろな分野の民芸品155点(内13点が地方の収蔵品)が展示されている。

 

 

現代書道二十人展

 名古屋松坂屋美術館で3月4日まで開催されている「第62回現代書道二十人展」は、会派を超えて最高峰の書展で、20人の書家の中に、名古屋で作品をお見受けする新井光風・黒田賢一・高木聖雨・樽本樹邨先生がある。

一宮市の書家に、これらの先生が主宰されている書道団体に入って研鑽されている人がある。

 

 

ノリタケ フォトクラブ展

名古屋市民ギャラリー栄(名古屋市中区栄4)8階で「第25回ノリタケ フォトクラブ展」が3月4日まで開催されている。

会員12人の作品のなかに、フォトクラブの中心として山岳写真を発表され、時々奥様と一緒にお会いしていた後藤正敏さん(稲沢市)の遺作が「七彩の岩礁」「北緯40度線の輝き」の2点が展示されている。後藤さんのご冥福を祈る。

 

 

 

後藤さんの遺作

 

 名古屋市民ギャラリー栄では、「イノアック愛親会展」が開催されていた。一宮市の岩田正治さんが会員で2点出品されている。

 

 

岩田さんの作品

 

 きょうは雛まつりである。湊屋(一宮市起)の床の間に飾られているやや古風なお雛様である。

 掛け軸は、最近贈られた俳句作家・応蓮寺住職足立句公氏筆の「湊屋文右衛門」(湊屋邸創建者)である。