木曽川の大船 | 岳紫のブログ

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10月11日から11月16日まで一宮市尾西歴史民俗資料館において、秋季特別展「木曽川今昔~川とともに生きる」が開催するチラシがあった。

木曽川畔で生まれ育った岳紫は、その展覧会を期待して待っている。幼いころ木曽川を遡上して行く白帆舟を眺め、ポンポン船と呼ぶ大船の上で遊んで叱られたり、大船に乗って潮干狩に行ったこと、夏休みは毎日、木曽川で水遊びが日課であったことなど、幼年期の母なる川木曽川の思い出は尽きない。

地元木曽川畔に「船大工さん」が3軒あり、船大工小屋で船を製造していた。大船も製造していたと聞いている。大船を所有していた人は20軒を下らない数で、物資を積んで伊勢湾沿岸

へ航行し、帰りは陶器・石炭・調味料などを積んで帰って来た。



昭和12年11月上流へ向かう大船

長期にわたり大船の中で夫婦で生活をされていた。その一人、愛敬松之助さん(一宮市北方町)が大船の中で使われていたランプとカンテラの画像である。







伊勢湾台風で大船は壊滅してしまった。