前回からの続きです。
 HはここがいつTTK(株)の所有になったのかすら明確に説明しませんでした。
 ただ、2022年の11月に前のTさんから今のTさんに所有者が変わったので、地代の振込口座も変更になったという手紙は来ていましたから、2022年12月から2023年4月までの間に売却されたんだろうなという想像は付きました。
 また、どの範囲の土地を購入したのかについては、住宅地図を見せながら説明してきましたので、私に家を含む周囲8軒の家屋がある土地だということも判明しました。
 幹線道路には面していなくて、少し奥まったところの土地で我が家を含めて4軒は、私道に面していますから建替えも可能なのですが、残りの4軒は私道から通路が伸びた先にあるため、建替え不可の土地です。
 そして8軒全体の土地を見ても、1軒だけTさん所有の土地ではない(その1軒は私道に面しています)ため、そこだけ凹地になっているので、土地全体をまとめて購入しても、なかなか利用し辛いと思われます。
 よくTTK(株)が購入したよな?とは思いました。
 TTK(株)はここを購入して、どうするつもりなのでしょうか?
 そんな疑問も抱きましたが、今後について考えてみると、今までは私(亡くなった父親が借地契約者)と個人地主Tさん(貸主としての契約者は亡くなったT氏)との契約でしたが、今後は私(厳密にいえば母と私の共同借地権者)とTTK(株)との契約になるわけです。
 契約書もそのままというわけにもいかないでしょうから、契約変更になるのか、更新時期までまだ7年ありましたが、新たに契約を結ぶことになるのかどっちになるのかもわかりません(なんせ私は不動産についての知識は皆無ですから)。
 更新料や地代の値上げ(今まで支払っていた金額は結構安い金額でしたから値上げは絶対あると思っていました)等が良心的な範囲内でしてくれる会社なのか、それともバブル期にあったようなトラブルの多い「地上げ屋」なのか、心配になったので、早速TTK(株)についてネットで検索してみました。
 その結果は…最悪でした。
続く