遺産相続に関しては、元々貰えるものとは考えなくて、全く当てにしていなかったので、長兄の言うままに分配を承諾し、印を押しました。

 遺産額は非課税の範囲内でしたので、長兄としては、7回忌までの法事の費用を取り除いた額を3等分したみたいです。

 で、長兄はT県にある土地と証券等を、次兄は貯金ほぼすべてを、私は自宅の土地と借地権(半分はすでに私の持ち分でした)を相続することになりました。

 この遺産が次の「3つ目の嵐」に繋がっていきます。

 つまり、例えば貰った遺産が自宅の土地と借地権でなかったら(もともと私が半分持っていなかった場合に限ってですが)、「3つ目の嵐」に遭遇することはありませんでした。

 そうです。「3つ目の嵐」は自宅の土地に関することでした。

 長々と「ひとつ目の嵐」と「ふたつ目の嵐」について書いてきましたが、それもやっと終わり、いよいよ「3つ目の嵐」について書いていきたいと思います。

 

 書いていく前に一言。これについては実際私が体験したことで有り、それについて自分が得た知識や感想、実感したことを書いていくつもりですが、必ずしもそれが正しいことであり、相手方もそう思って行動していたというわけではありません。あくまでも私が感じた範囲内のことでしかありませんので、その点については勘違いされないようにお願いします。

 何分「3つ目の嵐」は終息しましたが、その内容についての知識は今でもあまり深くはありませんので、間違った思い込みをしている可能性は大きいと思っていますので、その点はご寛恕ください。

 では次回から「3つ目の嵐」について書かせていただきます。