地図を入手したので、角館駅から桜並木で有名な「桧内川」を目指して歩いていると、何やら後ろから大きな声で声をかけてくる人が…。
日曜日の割には人出が少なく、私以外には老夫婦が一組歩いていただけなので、私に向かって声をかけているのだと思い立ち止まると、少し走ってきたような様子でその土地の人らしき高齢の男性が寄ってきました。
傍に来ると、武家屋敷の方へ行くのか聞いてきたので、そうだと答えたところ道案内をしてきました。
でも、地図を見ながら案内して来てくれているはずなのに、全く違う方向を示していました。
そのままスルーしても良かったのですが、その人が言ったのと違う方向(それがあっている方向)へ行くとまた追いかけてきそうだったので、地図を示しながら確認しているんだよ!という風に見せかけて、正しい方向を話しました。
何故かそれで納得したようだったので、お礼を言って別れました。
う~ん…「人嫌いバリヤ」が破られてきちゃったかな…。
昔から何故かしら旅先で声をかけられることが多く、それはそれで楽しいので構わなかったのですが、最近は面倒になってきていて「バリヤ」を張っていました。
女性の1人旅は未だに珍しいのかなあ…。まあ、いいけど。でも間違いを教えちゃダメだよ?
何はともあれ、そうこうするうちに「桧内川堤」に到着!さすがに桜は咲いていませんでしたが、川面を渡る風が心地よかったです。
でも…日曜だというのに人出がまばら…。これなら自宅近くの方が人出は多いくらいでした。2台ほど観光バスが駐車しているのが見えた時はホッとしましたね。
川べりを歩いて橋に行きついたので、そこから曲がって武家屋敷のある通りに入りました。
さすがにそこは少し人通りが出てきましたね。
武家屋敷も枝垂桜で有名ですが、時期が違いますし、あまり建物には興味が無いので、通りをプラプラ歩く程度の観光をしました。
途中「諸越屋」があったので、秋田名物ではあるけれども、あんまり美味しいと思ったことはないんだよね、と思いながら店に入りました。
気乗りがしないまま試食したところ…美味しかったんです。
その店には「生諸越」もあって、思わず詰め合わせを購入してしまいました。若い時と今では味覚も変わってくるんですね…。
その店にステッカーが貼ってあったので「大人の休日パス」を見せたところ、「諸越」が3枚入ったミニお土産を貰いました。今回このパスでは各所でそんなことがありました。
そのあと旅行の目的の一つだった「稲庭うどんの直営店」に入り、稲庭うどんを1.6kg購入。2000円を超えたので。「ふし」を一袋タダでもらいました。
11時過ぎになったので、途中目をつけていた店に入り、念願の稲庭うどんの昼食!
天ざるがあればそれを頼もうと思っていたのですが、1日20食限定のメニューがあったので、そちらに変更。美味しかったです。
もう、樺細工を購入する予定もなく暇になったので、駅に戻り、予定より早い時間の秋田新幹線に乗ることにしました。
「盛岡⇔秋田」間は指定席券が無くてもこのパスで乗車できるので、すこぶる便利でした。
さあ、秋田で家電量販店を探すぞ!!
次回に続きます。