前回の続きで、スペイン旅行5日目です。

 カサ・バトリョからカサ・ミラへ行き、またガイディングレシーバーを借りて見学しました。ここもグニャグニャ・ウニョウニョしていましたが、なにより「使えねぇ~!!」と思ったのが屋上でした。謎の物体が林立していて、「?」と思ってしまいました。有名な建造物なのに、私には「猫に小判」だったみたいです。

 

  

 

 観光後、少し小腹が空いたので、バルに入ってピンチョスとビールを頼みました。

 もう時間が無くなってしまったので、ホテルに戻ると事件が発生してました。

 何度も書いていますが、本当に接客業には向いていない添乗員だったので、ツアー客の反感を買いまくっていました。その急先鋒だった女性の2人組がいたのですが、この自由行動の時にやはり意気投合した女性の2人組と4人でタクシーを使い、美術館に観光に行ったそうです。女性4人が集まったのですから、おしゃべりに花が咲き、気が付いたら、4人のうちの一人のカバンから財布が抜き取られてしまったそうです。幸いパスポートは入っていなかったようで、一緒に帰国することが出来たのですが、クレカ等あったため急いでホテルに戻り、あんなに嫌っていた添乗員に頼んで色々な手続きをしてもらったそうです。掏摸の被害にあった人は嫌いな添乗員に世話になってしまったことが悔しそうでしたし、添乗員は何か「ほら、見てごらんなさい」とでもいうように少し得意そうでした。なんだかなぁ…どっちもどっち。

 話を詳しく聞くと、私でも掏れるよという状況のようでした。日本人は隙がありすぎ!!の典型のようでした(ファスナーのついていない鞄の上部にポンと入れておいたらしいです。そりゃ、おしゃべりに夢中だったら取りやすいよね、そんなところに入っていたら)。

 そんな事件もありましたが、何とか無事に全員日本に帰国することが出来ました。しかし、日差しが強かったため、日焼け止めが効かなかったらしく、帰国後3日間くらいは顔や腕が軽いやけどの水膨れ状態…アイスノンで顔を冷やさないと眠れませんでした(まあ、それ以上ひどくならなかったのが幸いでしたが)。帰国後すぐに職場で会った友人は、私の顔を見て驚いていましたね。今度もし行くとしたら、南欧は晩秋か冬が良いなあ、私は。