いよいよスペイン旅行5日目です。

 その日の夕方バルセロナ発の飛行機で日本に帰国するため、午前中は自由行動でした。ホテルの部屋は出発まで使用するわけにもいかないので、フロントに預けて出かけるわけですが、個人個人の対応にしてくれなくて、9時に決められた1室に持ってくるように言われました。

 いや、9時って…。12時30分には出発するので、12時ぐらいには戻ってくるようにとも言われていましたから、これでは自由行動は3時間くらいしかありません。それほど街中のホテルでもなかったので、行き帰りの時間を考えると2時間30分くらい?しかも「危ないので地下鉄には乗らないでください。」との通達が…。地下鉄の駅ならまだ近くにあるので、それ利用ならなんとか行けるかもと思っていたけど、そんなこと言われると…。もう少し早く荷物を預けられないかと添乗員に交渉してみたところ、いつもの通りに「あなただけのためにそんなことするわけにはいきませんから。」とにべもなく突っぱねられました。

 でも、通常ホテルはチェックアウト後も荷物を預かってもらえるものなので、ダメもとで早めにフロントに行き荷物預かりを依頼したところ、持ってくるように言われた部屋を早めに開けてくれました。もちろん私だけではなく、結構同じツアーの客たちも利用していました。

 ほらね!私だけじゃないでしょうが(怒)!!なんでああいう言い方しかできないんでしょうかねえ…。絶対添乗員とかの接客業には向いていないわ…。せめて「どうしてもというのならば、チェックアウト時にホテルの人に聞いてみてください。」ぐらい言えないものなのか…。

 出かける間際にムカつきましたが、気持ちを切り替えて、2人組で来ていた女性客1組と一緒にカサ・バトリョとカサ・ミラの見学に出かけました。

 地下鉄に乗るなとは言われましたが、あんな添乗員だし、午前中だし、気を付けていれば大丈夫だろうということで、地下鉄で行くことにしました。

 小銭だけをポケットにバラで入れて、そのお金で切符を購入。人気のないホームに行った時はさすがに怖かったのですが、乗ってしまえばなんてことない普通の地下鉄でした。偶然車内に犬を連れて乗車していた人がいて、その周囲の人たちは皆ニコニコして犬を見ていました。

また、いまでは山手線もそういう表示をしていますが、”何時何分に電車が来る”ではなく”あと何分後に電車が来る”という表示だったので、こういう表示の仕方もあるんだと感心したことを覚えています。

 まずはカサ・バトリョです。入場券を購入し、入り口でガイディングレシーバーを借りたのですが、勝手がわからず英語のものを借りてしまい、慌てて日本語に代えてもらいました。

この建物に対する感想は、「グニャグニャ、ウニョウニョしていて住みにくそう…」でした。確かに温かみはあるのですが、掃除が大変そう…。

  

 

  

 

 屋上も煙突状のものが林立していて、非常時の避難場所には使えないなあというのが、最初に感じたことでした。建物には余り萌えないですね。

  

 次はカサ・ミラへ行きました。それについては次回へ続きます。