地球の運び屋
↑十和田神社のねこちゃん
行くときには顔を出さなかった
いく社長です
↑十和田神社のねこちゃん
地球の運び屋
旅物語
前回のおはなしはこちらから
さて
十和田神社から降りてきて
ヘロヘロのフラフラになったところで
ちょうど13時まえ
昼ごはんを食べたいぞ…
このあたりだと
有名なのが
ヒメマスと十和田バラ焼き
なんだけど
…
どっちも食べたくない
どうしようかな〜と
フラフラしながら
お土産屋さんの並びを歩きます
十和田湖は
秋田と青森の県境にあるから
どっちの名物も売ってるのね
青森でしか買えない
美味しいキノコの南蛮味噌を発見して
ホクホク
観光のお客様には
一度で二度美味しいね〜
しかし湖面が美しい…
おススメされたモーターボートは
雨でおやすみになったのか
受付は終了してました
電話したら出してくれたのかも
しれないけれど
もう奥の院でヘロヘロだったので
占い場までいく余力はなかったーー
次回再チャレンジです
↓おススメはこちらのグリランドさん
ぼやっとしながらお散歩します
最初にアップルパイを
おススメしてもらったカフェにいこうかな
ちょいと歩くけど
アップルパイ食べたい
アヒルボートは全員待機中
さすがのあの雨のあとでは
だれもボートに乗らないのね
でも
遊覧船は時間で出てるから
お客様はそっちに流れてるのかな
途中で猫の散歩に出会う
人懐っこくて
にゃーにゃーと声をかけてくる
十和田神社の猫とも
お知り合いかな？
ビジターセンターのとなりの公園は
なんとなくハワイの公園に似てる
ああ、また
ハワイに行きたいな
のんびりとした空気の中で
ぼやーっとしたいな
ハワイ の木にまた会いたい
はるか北
十和田湖にいるというのに
ハワイを想う
不思議
フラフラなままに歩いて
やっとカフェにたどり着く
冷房の効いた店内に座ろうか？と
思ったけれど
十和田湖を見渡せるテラス席が
貸し切りだったのでそっちにしてみた
オーダーはビーフカレー
疲れたときは
スパイスが効く
思いの外美味しくてあっという間に
食べてしまった
このカフェは
Wi-Fiも繋がったし
十和田湖も見渡せるし
店員さんも明るくて感じがいい
そして
大本命の
アップルパイをいただくのだ！
もうパイというより
焼きリンゴだ
パリパリのパイと
リンゴを一緒に食べるのが
しあわせ
そして
冷たいコーヒーが
さらにしあわせを連れてくる
ああ
十和田神社にいったのが
さっきのこととは思えない
午前中のわたしとは
まったく違うわたしが
ここにいる
頭の芯がぼーーーっとしたまま
アップルパイの美味しさと
コーヒーに満足する
昨日あんまり寝てないんだもんな
帰りのタクシーでは眠ろう
日帰り風呂にでも入ろうと
思ったけれど
もう服を脱ぐのもおっくう
カフェで
のんびりさせてもらい
時間になって
帰りのタクシー乗り場へ向かった
↑アップルパイがおススメよ
帰りのタクシーの運転手さんも
すごく良い人だった
行きは霧で真っ白だった展望台に
寄っていただく
ゆっくりね、と
声をかけてくれた
やっぱりこのあたりの人は
あたたかい
十和田湖はこんな感じ
大湯のストーンサークルも
書かれてるね
奥入瀬渓流は
青森県側
そこもお水が満ちてていいところだよ
上からみた十和田湖は
鏡みたい
おそらくこの中に
たくさんの古代エネルギーが
眠ってる
赤い龍も
まだ眠ってるのかな
それとも
起きたから呼ばれたのかな
赤い龍や対の龍の伝承は
どこにも探せなかったけど
もしかしたら100年後には
スタンダードになってるのかも
どこからから
発掘があるかもしれないね
たのしみだな
行くときには顔を出さなかった
おひさまも帰りにはご機嫌
虹色にひかって
今日の旅を祝福してくれる
赤い龍を探しに行くはずが
なんだか不思議な体験をして
帰るという不思議旅になった
そして
次の行き先までもが決定
江ノ島神社だ
弁財天のご真言
そして
女神
というキーワード
ぎゅっと睨んでいた龍
ちなみに
十和田神社でお参りした時も
龍のお顔は見えたけど
わらってらした
里宮というか
人に近い場所にあるお宮は
やさしい気がする
マイルドな感じ
奥の院は
荒魂なのかな
自然そのままのチカラ
自然そのままのチカラの中にいると
自分の人という存在が
すごく小さく弱々しく感じる
長く生きる木に岩に囲まれて
深い時間にふれて
自分の儚さに驚く
タクシーの中では
ゆっくり眠らせてもらった
帰りも滝みた？と声をかけてもらって
やさしさにまた喜んだ
タクシーを降りて
バスに乗り換える
駅に着くと次の電車は1時間半後
うとうとしていると
妹から電話がかかってきた
空に流れる雲を見上げながら
今日あったことを話す
ぜんぶ、ぜんぶ話せることが
ありがたい
起こったことを
話せるというのはすごいことだ
電車の時間まで
あーだこーだと
十和田湖の謎について語り合い
わたしは帰路についた
今日は
秋田に帰ってからも
親友との食事の約束をしている
彼女とごはんを食べながら
今日の話をしよう
つづく…
