地球の運び屋
いく社長です

神骨マスター講座
アンド
スピプロ7期エンジョイしてます

さて今回は
地球の運び屋的お話を…

スペイン巡礼に行くにはどうしたらいいの?
〜漠然と思うだけなんだけど…行ってみたいと思うわの人向け〜

をおおくりいたします

スペイン巡礼ってなあにって人はこちらへどうぞ

わたしが2016年にスペイン巡礼に行くきっかけになったのは

2008年頃に北海道を一人旅している時に、相部屋になった女性の旅話を聞いたからです

スペイン巡礼に行ったことがある
そこでは、仲間が出来てみんなで歩くんだ、みたいな話を聞きました

へぇ?スペイン巡礼?
そんな旅行があるんだ〜と思ったけど
その後しばらく記憶のそこで寝てました

しかし
人生の大ピンチの時に
その記憶は
バリバリ!と心の奥底で目覚め、種から芽吹きわたしの人生を牽引し始めたのです

なので
漠然と行きたいけどねぇほら休みとか取れないし言葉とかわかんないしお金とかどうしたらよいか…みたいな場合は

じゃじゃん!


その1:行った人の話を聞く



これは直接聞くでも、ブログで旅行記を読むでもどちらでも良いと思います

どちらにしても
カミーノデサンティアゴ
スペイン巡礼の道
という言葉があなたの人生に入った途端にそれは始まります

スペイン巡礼に行かれた人の本を読むと言うのも良いですね

1冊目は女優シャーリーマクレーンの目からみたカミーノ

わたしまだこれ読んでないんです

でもここから入って行きたいなって思ってる人はたくさんいると思います

ちなみに訳者の山川夫妻はわたしと同じ時期にカミーノを歩いてらして、なんだか嬉しくなったという思い出があります
仲間!みたいなね


2冊目
これは結構読んだ人いるんじゃないかな
ある日会社に行けなくなってしまった女性が巡礼にいったお話

わかりやすいですし、実際に行く準備用としても便利だと思います


最後に
この本はわたしは図書館で読んだんです
ドイツのコメディアンが巡礼をして書いた本
こんなとこ泊まってられるかこの野郎!みたいな表現に笑っちゃいました
わたしは実際そういう巡礼宿には出会わなくて、どこも快適でしたわ
読み物としても、いい本だと思ってます



おススメのブログやホームページはたくさんあるのですが、検索して狂ったように全部読んだので、検索マジックに任せてネットサーフィンしてみるのが良いと思います

どれを読んでも参考になります


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↑歩き始めて初日に同じく歩き始めた人たちのペースと合わずひとりでピレネー山脈を越えてた時、後ろからやってきた賑やかスペイン人3人組のひとり
この人は有名な闘牛士だったそうです
そういや、2人とも赤いわ



その2:動画で感じる

YouTube でCamino de Santiago を検索するとたくさんの動画やスライドショーがヒットします

あ、こんな感じなんだ〜
っていうのがよりリアルに感じられます

さらに
カミーノに持って行くべき9つのモノみたいに、持ち物について語る動画がたくさんあって、言葉がわからなくても面白いですよ

ちなみにユーチューブには日本語の動画もたくさんありますし、星の旅人たちという映画を見るのも良いと思います
この映画はカミーノの途中でみて、だだ泣きしました
ほんと、リアルにあんな感じのことが自分の人生に起きます
ドラマチックってことね



↑これは私が出会った羊の群れ



その3:予算を知る



へぇ、カミーノってこんな感じなんだぁっていうのがわかったら次は予算を知ること

お金がこれくらいかかるというのがわかれば、旅の出発がよりリアルに感じられます

大きく必要な予算は
持ち物準備
航空券などの交通費
歩いている間の宿泊費、食費
だと思います

持ち物はそれぞれですよね
山に登る人なんかは色々持っているし
なんにも持っていない人もいる

わたしは
歩きやすい靴と
着ていて心地よいよく乾く服と
背負いやすいリュックと
優秀な雨具があればオーケーだと思います

わたしは山グッズはモンベル大好きなので一択ですが、登山ショップへ遊びに行って色々見てみると楽しいですよ
それもまた準備の準備として楽しい行動だと思いますね

その他の必要なモノは
家にあるものや100円ショップでも手に入るような気がします 

航空券は
スカイスキャナーやトラベルコ、エクスペディアなどでよく調べていました

まずは日本からパリの便で調べるのが良いと思います

わたしは航空券は日本航空の直行便を買って、国内線もつけて帰りはバルセロナから帰ってきたので21万円でした
おお高い!なんて、お金持ちだったの?昔のわたしったら。

今なら乗り継ぎ便にして、パリいって帰りスペインから帰る便を買うとしても10万円でお釣りがくるのがバンバンあります

今年のお正月にはカタール航空ヨーロッパ往復6万円くらいのチケットが出ていました

こんな風に、暇見つけては航空券の予約価格チェックをします
続けてると趣味になって、どれくらいが底値なのかがわかるようになってきます

歩いてる間の予算ですが
巡礼宿はおおむね10ユーロないしそれ以外のところが多かったです

2016年当時です

巡礼宿とは文字通り巡礼者が泊まる宿
泊まってる人はみな巡礼者です
ほぼほぼドミトリーで男女混合の相部屋です

最低限、ベッドとシャワーとトイレ、洗濯が出来る装備があります

キッチンがあるところも多かったので、自炊の人もたくさんいました

外食はメニュといって、巡礼さん向けの食事が前菜、メイン、デザート、ワインボトル1本で平均10ユーロくらい

めっちゃ量が多いので、一日にメニュ一回食べたら、あとはフルーツやパンとかで事足りたりします

フルーツは桃が3個で1ユーロくらいだったと思います

スペインの平たい桃はとても美味しくて、わたしはいつもリュックに入れていました

水はバルで休憩した時に、もらいました
街の公衆水道からくむときもありました
ミネラルウォーターはかわなかったなぁ
お腹は壊しませんでしたが人それぞれです

バルは1ユーロくらいでカフェコンレチェ、カフェオレが飲めますよ
バルは喫茶店のようなもの。
休憩して、Wi-Fi使って、トイレ借りて、水もらって、ありがたやの憩いの場でした

わたしは大体一日3000円くらいの予算で組んで41日間12万くらいだったかな。
たぶん、それでも豪華コースだったと思う。ほんと節約してる人達はお金を使わないから。
途中、豪華ホテルに泊まったり、贅沢もしたのでそれは別枠とりました。

ちなみに
1人だけ一切お金を持たず歩いている人に会いました

彼はドイツから歩いてきて、寄付制の宿に泊まったり、お手伝いをしてその対価で泊まったり、野宿したり、仲間とご飯を分け合ったりして、歩き続けていました。

そんな事も可能なのです。この道は。

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↑ある日の夜ご飯
みんなでおしゃべりしながら大皿をわけて食べました
言葉わかんないけど
みんな気にしない
みんな酔っ払っい
みんな巡礼家族
 

その4:最後にトマトを入れる

煮立てないように気をつけて、味見をして足りなければ塩で調整してください

???

What???

あのね
巡礼を調べてると急にこんな風に全く違う情報に出会ったり、関係ない情報が入って来たりするようになる時があります

あれ?なんでこれ調べてるんだっけ?
あれ?わたしなんでトマトスープ作ってるんだっけ??

しかし
気付いたら、あなたは歩いてるんです
巡礼の道を

どうしてこんなとこ来ちゃったんだろ?と霧の中を一人で泣きながら歩いたりしなきゃいけなくなるわけです

ほんと、気付いたら歩いてた、ですよ

途中でまったく違うことをしなければいけなくなったら、チャンスです

目には見えない不思議なカミーノへ導かれる道に入った証拠です

わたしにとっては家を買うという、一見会社を辞めて旅に出るとは正反対の方向へ向かいましたが、結果として家を持つことで軸のエネルギーが大きくなったのか、巡礼が終わってもまだ世界を走り回るという人生を送っています


さて

スペイン巡礼歩いてみたいなって漠然と思うけど、どうしたらいいかわかんないな〜という人は、とにかく最初の他の人の旅行記を読むところから始めてみてください

わたしの話で良ければなんでもおはなしいたしましょう

わたしの話を聞いてしまったらね
気付いたら歩いちゃうよ
それが、いつになるかはわからないけど
ベストタイミングで歩くことになるでしょう

なぜならわたし自身がそうして見えないバトンを受け取り、バトンを持って歩き、さらにそのバトンを渡し続けているからです

私から話を聞いて
今年行きます!という人が2人います
ふっふっふ

地球の運び屋は人も運びますのよ

Googleの検索窓にカミーノデサンティアゴ、又はスペイン巡礼といれてエンターを押してみてください

それがあなたの巡礼の第一歩になります

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↑丘の上のフォトポイントにて
丘の上に登るのにヒィヒィ言ってたら、3人組のスペイン人が応援してくれて、一緒に歩いてくれた
彼らが撮ってくれた写真