冒険探検ものとして今まで読んだ中では最高傑作。クックの記録が的確であるからに違いない。あの状況下で常に客観的で冷静さを保つことはある種の異才であり間違いなく名医である。またアムンセンという稀代の人物が若かりし頃にのりこんでいたというのもかなりいいスパイスになっている。