「Aladdin and the Enchanted Lamp」 | こだわりのつっこみ

こだわりのつっこみ

素人が音楽、小説、映画などを自己中心的に語ります。

レベル:中学2~3年生レベルで数時間で読みきれると思います。


ジャンル:ファンタジー


あらすじ(背表紙から):

In a city in Arbia there lives a boy called Alladin.
He is poor and often hungry, but one day he finds an old lump.
When he rubs the lamp, smoke comes out of it, and then out of the smoke comes a magical jinnee.

With the jinnee's help, Aladdin is soon rich, with gold and jewels and many fine things.
But can he win the love of the Sultan's daughter, the beautiful Princess Badr-al-Budur?

面白さ:★★★


※以下、結末まで話します。嫌な方は見ないでください。










Aladdin and the Enchanted Lamp: Level 1 (Bookwo.../Oxford Univ Pr (Sd)
¥557
Amazon.co.jp

















内容:

昔々、アラビアのある都市に、Aladdinという若者がいました。彼は父に先立たれ、母親と2人で貧乏な生活を送っていました。といっても母親の手伝いをするわけではなく、毎日怠惰な生活を送っていました。
ある日、AladdinのもとにAbanazarという男が現れました。彼が言うには、自分はAladdinのおじで、裕福な生活をしているので、Aladdinたちを助けたいとのこと。
おじの存在を父親から聞いていなかったAladdinと母親ですが、お金をくれたり高いコートを買ってくれたりしてくれたので、Aladdinはすっかりおじだということを疑いませんでした。

Abanazarはある日、Aladdinを丘に連れ出しました。そこで魔法をかけて階段を出現させ、Aladdinに階段の下にある部屋に置かれているランプを取ってほしいとお願いをします。
Aladdinは恐る恐る階段を下り、ランプを取って戻りますが、Abanazarに渡そうとするもうまく渡せません。Abanazarは怒りくるって魔法をかけ、階段を消してしまいます。Aladdinは閉じ込められてしまったのです。
Aladdinは真っ暗になった空間で困り果てていましたが、Abanazarから階段を下りる前にもらっていた、指輪をふといじったところ、大きな音がしてjinneeが出てきました。
彼は、Aladdinに望みをかなえてあげると告げ、見事Aladdinは暗い空間から脱出することができました。

さて、ランプをもって母親のいる家に戻ったAladdinは、ランプをさすることでもjinneeが出現することを発見します。
そこからは貧しかったAladdinの生活は一変します。
困ったらランプのjinneeに頼んで願いをかなえてもらえば良いのですから。
そしてお金や豪華な住まいはもちろん、王様であるSultanの娘であるBadr-al-Budurと結婚することもできたのです。

ランプを奪い取ることに失敗したAbanazarは、実はモロッコの魔法使いでした。ランプは子どもにしか取ることができなかったためにAladdinを利用したのに失敗し、さらにAladdinがランプを使って自由自適な生活を送っていることを知り激怒、ランプとBadr-al-Budurを奪ってしまったのです。
ランプを奪われてしまったAladdinには何もすることができず、困り果ててしまいましたが、ふと気づきます。リングにもjinneeが宿っていることを。
そして、リングのjinneeをうまく使い、Azanazarを殺し、妻を奪還することができたのでした。


感想:
 
有名な、アラジンと魔法のランプです。
日本人とは感覚が違うのでしょうか、怠け者のアラジンがランプを得たことで、何の苦労もせずに望みを叶えられるということに若干違和感がありました。
なんか都合がいいなぁ~と。

でもアラジンが世界征服をたくらむような人物ではなくてよかったですね。
王女と末永く幸せに暮らしていただきたいです。

てっきりjinneeはランプにしか宿っていないと思いましたが、リングにも宿っていたのですね~。