「片木さん、ライブで歌いませんか?」というオファーをいただきました。

 

子どもの頃から家庭でのしつけが厳しかった反動か、学校ではイチビリ(大阪弁でふざけまわる人、お調子者、出しゃばり)やった私。

目立ちたがりというか、出しゃばりというか祭りには乗るほうの性格で、小学校の頃には平凡だか明星だかの付録の歌本を友達から借りて(親が厳しくて買えなかった)、掃除の時に教室の後ろに机を集めたのをステージに麻倉未稀さんのヒーローや、もんたよしのりさんのお前がすきやねんを熱唱してました。渋いな。

 

高校時代はバンドブームにも乗っかってました。

ギターは隣の家に住んでたオッチャンから貰ったアコースティックギターを使ってたけど、でも楽器は自分より上手い子多かったしジャイアンボイスで歌を担当することが多かったです。

流行りに乗りPrincessPrincessのDiamondとかバンドでやってたけどバンドは恋愛関係のドロドロであっけなく解散(あるある)。
バンドブームではあったけど、当時はKANさん、槇原敬之さん、大江千里さん、高野寛之さん、楠瀬誠志郎さん、角松敏生さんなど男性ソロアーティストが好きで聴きまくってました。

そう1990年に槇原敬之さんが「NG」でデビューしたときに雷に撃たれたくらい衝撃を受けたんですよ。FM802だったかな。初めて聞いた時に歌詞も含めてとにかく天才だと思いました。心斎橋のレコードショップのインストアライブとか追っかけまくりました。「どんなときも。」で売れた時は当然くらいに思ってました。

 

そんな音楽少女ですが、やがて受験生になりここでは理由をかけないのですがギターを弾ける環境ではなくなりました。そして性格もどっちかというと内向的になって行きました。お年頃ですかね。

それでも音楽は聞き続け1999年に嫁入りする時にはCDアルバム500枚以上持っており、ジャンルのこだわりもなくとにかくいろんな分野を聞きまくりジャニーズからヘビーメタルまで?幅広く聞くようになってました。

 

そんなこんなで現在50歳。

歌のオファーが来たらギターも弾きたくなっちゃったんですよね。

で、32年ぶりに当時のギターを持ってみたら、こりゃアカンガーン。弦を張り替えても高さがおかしい。持ちにくい。

ネットで腕のいいリペア職人を探して吉祥寺までリペア出しに行きました。正直いえばリペア代でいいギター買えたけど、リペアされた32年前に弾いてたギターはキラッキラに輝きを取り戻しました。

そして弾こうと思ったけど完全に忘れてるもんですね。思いも出せない。指も動かない。

基本のキから練習開始となりました。

しかし患者会の相談受けたり家事もしながら練習はなかなか取れません。指もヒリヒリ、でもめっちゃ練習楽しい😃。

秋に弾き語りする曲も決めました。

まだコードにすらたどり着けてないけど練習頑張っていきます。