夏入り、我が家もキャンプシーズンがスタート そこまでキャンプが好きじゃない私は夫の勤めだと思いながら、同行しております
今回のキャンプ場はKillbearと呼ばれるオンタリオ州の州立公園
なかなかな名前ですよね。
この州立公園、なかなか大きく、入り口から一番遠くのキャンプサイトまで車で15分ぐらいかかるほど
Killbearの象徴と呼ばれるのがこの傾いた木らしいんですが、悲しいことに弱ってきてしまってるそうです
3泊の予定だったんですが、ずーっと天気が悪くで、最後の日は高確率で雷雨という天気予報だったので2泊で切り上げました。
Hannahさん、専用の椅子もあります。笑
さて、今回の州立公園、Boil Water Advisoryというのが出ておりました。
今までいくつかの州立公園でキャンプをしましたが、Boil Water Advisoryが出ているのは初めて。
こちらは、水に関する注意喚起で、水道の水を利用する際は、かならず1分以上沸騰させてから使ってくださいというアドバイスです。
飲料はもちろん、料理に使うときも、歯を磨くときも、食器洗いですら、このアドバイスにしたがってくださいという・・・。
我が家も家から10Lの水用タンクに水をためて、そちらを2個持って行っていたんですが、洗い物してたらすごい勢いで水が減る
なので、洗い物を減らすために、使い捨てできる食器に変更
食器洗いぐらいであれば、キャンプ場の水道を使っても問題ないのかもしれませんが、でも、何かあって体調を崩して、それがキャンプ場となると大変だと思い、安全策をとりました。
蛇口をひねったら安全な水が出てくるって、どれほどありがたいかを改めて実感。
そういえば、毎回キャンプから帰ってきてくると、蛇口をひねったらほぼ永遠に出てきて、どこかへ流れて行く水に毎回ちょっと感動するんです。
我が家はトレーラー(キャンプカー)を利用しており、キャンプ場に着くと、まず、入り口あたりの設備にて、キャンプカー内のタンクに水を貯めるんです。 よって、キャンプカー内のキッチンでは蛇口をひねればこのタンクから水が出てきます。
キャンプ場によっては、キャンプカーと水道を直接繋ぐことができる場所もあり、この場合は、キャンプカー内に水を貯める必要すらありません
ただ、入るところがあれば出るところもある。
使用した水が貯められるタンクもキャンプカーの底にあり、この大きさが限られているため、無限に水を流して良いということではありあせん。 なので、使う水だけでなく、流す水の量も考えながら生活しなければならないんです
夫が歯磨きしながら水流しっぱなしにする癖があり、
「ちょっと、流しっぱなしにしないで」
とよく怒っています。苦笑
あー。水道システム、本当に素晴らしい
同時に、この水道システムについて考えるときに、私、カナダの先住民の住んでるエリアの事をよく思います。
カナダでは、先住民が住んでいるエリアに安全な水が提供されていないのが長年問題となっているんです。
2024年6月現在も、オンタリオ州では、まだ19のコミュニティ、20箇所でdrinking water advisoriesが出ています。
こちらの問題がについてはこちらのウェブサイトで確認できるのでぜひ見てみてください
早く全ての人に安全な水が届きますように・・・。