新宿駅を歩いていたら目に入ってきたこの壁広告。父の日に向けた広告で、ゴルフやテニス関係のアパレルなどを扱うブランドですね。
とても違和感を感じて写真をとってしまいました。
Thanks daddy!
で
お父さん、いつもありがとう。
という言葉を伝えたかったのでしょう。
父の日にお父さんにありがとうをいうのは普通じゃない?と思うかもしれません。
ただ、私的にとても気になったのはDaddyという言葉。
英語圏でお父さんを呼ぶときには一般的に
赤ちゃんから2歳ぐらいまで=Dada(ダダ)
2歳から小学校高学年まで=Daddy(ダディ)
小学校高学年、中学校以降=Dad(ダッド)
と呼び方が変わっていくんです。
この写真の方をDaddyと呼ぶということは、この写真の方のお子さんはだいたい2歳から小学校高学年まで。 実際、みた感じ30代半ばぐらいに見えるのでそんな感じでしょう。
でも、その年代の子供がお父さんにゴルフクラブケース買うでしょうか? ちなみに、このブランドのポロシャスなんて1万8000円とかするんです。汗
その年代の父の日のプレゼントって、払っても1000円ぐらいのアイテムじゃないです?? 肩たたき券の子もいるのでは?
なのですごい違和感を感じたんです。
ま、上流階級で私の知らない世界ではあるのかもしれませんが。
もう一個考えられるのが、この男性が『Daddy』に対して
「ゴルフセット買ってくれてありがとうね」
と言ってる可能性 笑
どういうことかというと、年齢差カップルでは、年齢が低い方が、年上の人のことをDaddy(ダディ)と呼ぶことがあるんです。 そして、これはちょっとした、年齢差プレーの一環・・・。
年齢差カップルの若い男性が、年上男性に対して
「ゴルフクラブ買ってくれてありがとうー」
と言ってるようにも見えるということです。
パ○活の可能性も否定できない。汗
英語圏のゲイ界隈では、Daddyというジャンルがあり、これは<熟年男性>を指します。
日本語でいうと、女性にはなりますが<熟女ジャンル>といった感じでしょうか
私は、年上男性が一般的に好きなのでDaddy chaser(年上男性を追っかける人)と言われたことが過去にあります。
具体的にDaddyが何歳かという定義はありません。
20代でDaddyと呼ばれることはあまりないですが、30代になれば、18,19歳の子にとってはDaddy対象になるかもしれませんね。
50歳の人が70歳の人のことをDaddyということもあるでしょう。
このDaddyという用語が使われるのはゲイ界隈だけではなく、ストレート(異性間)の間でも使われることがあります。 年下女性と年上男性のカップルですね。
ま、改めていいますが、Daddyと呼ぶことやDaddyと呼ばれることに興奮するちょっとしたプレイの一つです。笑
この広告を作った人の中に違和感を感じた人いなかったのかな・・・。
私なら
Thanks Dad!
にしたはず。