今日は死に関する内容になります。
メンタルが弱っている方、最近、身近な人が亡くなって辛い思いをしている方にとっては辛い内容になるかもしれませんので、避けていただくと幸いです。
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今読んでいる本、メインキャラクターのうち1人の両親が突然事故で亡くなるというところから始まるんですが、そこで
The five stages of grief
という言葉がでてきました。
griefは、英語で『深い悲しみ』と訳せ、ただの悲しいではなく、一般的には、身近な誰かが亡くなった時に、griefという言葉が使われることが多いです。
さて、誰かを失った時、5段階で感情がやってくるというのがこのThe five stages of grief。
興味深かったので1から順番に紹介していきたいと思います。
1. Denial:否定
まず、死を受け入れたくないという気持ちが一番にきます。 亡くなった直後って、不思議な感覚というか、昨日まで、さっきまでそこにいた人が、世の中からいなくなったという実感は誰しもがないのではないでしょうか。
「〇〇が亡くなったなんて信じられない」とも言ったりするでしょう。また、「まだ近くにいるような気がする」というのも、ある意味Denialかもしれません。
2. Anger:怒り
この否定のステージを越えると、次は怒りのステージに入ります。
「なんで先に逝っちゃったの!」という亡くなってしまった方への怒りもあれば、「なんであのとき、あーしてあげなかったのか」といった自分自身への怒りもあると思います。
3. Bargaining:交渉
Bargainingは英語で【交渉・取引】と言う日本語訳なんですが、『理由づけ』のステージのような気がします。自分自身との交渉とも言えるでしょうか。
怒りのステージを終えた後は、「なんでこうなったのか」というのを考え始めます。
宗教を信仰している人なら「神のお導き」と考える人もいるだろうし、「あのときあーなったから、こーなったのかな」と、身近な人の死を受け入れるための交渉を自分自身で行うイメージがピッタリかなと思ったりもします。
もちろん、ここで「なんで?」の答えがでず、止まってしまう場合もあるでしょう。
4. Depression:意気消沈
Depressionは鬱という訳され方をするんですが、鬱というより、この場合は意気消沈という言葉の方があってるかなと個人的に思います。
3で理由づけができたとしても、悲しさはそう簡単に消えません。 その悲しさを抱えるステージになります。 例えば、故人の所有物を見ては悲しくなったり、故人との思い出がふと蘇って悲しくなったり、この悲しみがずっつ続くのかという不安になる事
もあるでしょう。
5. Acceptance:受け入れ
これらを乗り越えて、最終ステージの受け入れに入ります。
悲しくないわけじゃない。
でも、悲しみを受け入れて思い出と一緒に一緒に日々を過ごせるようになった。
というほうが正確な気がします。
私、夫が20歳年上なので、自然な流れで言えば、彼が先に旅立ってしまいます。
その時の事を思うだけで、悲しい気持ちになるんですが、そういう気持ちになった時ほどこそ、
「今、一緒にいれる時間を大切にしていきたい」
と改めて思えたりもします。
ちょっと暗めのブログになってしまい申し訳ないです
私自身、少し前に、突然身近な家族の死があり、まさにこの5ステージを体感したばかりなので、そうだったなーと思いながらこのブログを書きました。