先日、冬シーズンのバレーボールが終了
もう5年ぐらい一緒にプレーしているチームメートなんですが、ここ数年、実はずーっとチームでの自分の居場所に悩んでたんです。
みんな自分専用の快適な椅子があるのに、私だけパイプ椅子で、誰かおやすみの日だけ、その快適な椅子に座らせてもらえるというような気分だったんですよね。
でも、チームのためだからと、みんなのやりたい事を優先し、誰もこのポジションやりたくないから仕方ないか・・・と、自分の本当にやりたい事は後回しにしてきました。
この状況が数年続き、私は、このメンバーでのバレーが楽しめなくなってきていたんです
そして、今シーズンを最後に、チームを離れる決意を。
最後ゲームが終わり家に帰った時、チームキャプテンに
「あのさ、色々考えたんだけど、来シーズンはチーム戻らないことにしたんだ。 次のステップは決めてないけど、オフシーズンの間に(来シーズンは9月スタート)、誰か良い人見つけて欲しいから、早めに伝えておくね」
とメッセージを送りました。
そしたら
「え、悲しすぎるんですけど!なんでか理由聞かせて欲しい。」
と即返信が。
さーて。この返信が難しい
私は悲劇のヒロインです!みたいに書きたくないし、誰かを責めたくもない。でも、相手に理解してもらえるようにと、書いては消し、書いては消しを繰り返すこと30分・・・。
私が何を書いたら良いか迷ってる間に
「今日は遅いから、明日Facetimeして話そう!」
という追加メッセージが届き、キャプテンとの会話は翌日に持ち越されることになりました。
そしたら同時刻に、別のチームメートか「キャプテンから、チーム離れるって聞いたけど、どういうこと!?」メッセージが。
この彼、今日本滞在中で、、日本時間はちょうどお昼だったので、この彼と少しやりとりをすることに。
彼とやりとりする中で、改めて自分の気持ちを整理することができ、翌日のキャプテンとの会話の準備ができました。
そして、翌日。
キャプテンとのミーティング
私の気持ちや考えを話すと、とても理解してくれ、また同時に、私が気づかなかった彼の気持ちというのも話してくれました。
何て言うんだろう、長く一緒にいるカップルではないですが、どこか私たちの関係はなーなーになってしまい、 私は、ちょっとしたその不満がたまり続け、状況を改善しようと思わず、とチームを去る決心をしたという感じですね。
改善しようと思うと、本音で会話しないといけないし、私がやりたい事を伝えることによって、誰かを我慢させることになって、結果的に自分がチームの問題児みたいになるのもいやだし。
そういう気持ちも話すと
You are so Japanese
と言われました。笑
日本人って、全員ではないですが、誰かが不快な思い・辛い思いするなら、自分がちょっと我慢すれば良いって思う人、けっこう多いと思うんですよね。
同時に、問題提起をする人が問題児扱いされるという傾向もあるのではないかとおもったりします。
You are very imporatnt in our team.
I love playing volleyball with you.
I don't want you to go.
なんか、会話が喧嘩中のカップルみたいですが(笑)、 私が去ってもすぐ変わりを見つけれるだろうぐらいに思っていたので、こんな風に思ってくれていることも、ちょっと意外でした。
一度、チームを去る決心をしたものの、でも彼との会話通して、今後の方針を話し合って、
「また、このチームでバレー楽しめるかも」
と思うようになりました。
まだ、絶対戻ると決まったわけでもないし、オフの間に、私の変わりとなるチームにフィットする新しいメンバーが見つかるかもしれない。
ただ、この出来事を通して、コミュニケーションの重要性を改めて感じました。
考えてみると、留学生のお悩みでもよくあるんです。
例えば、ホストファミリーとの関係に悩んでいた子が、実はコミュニケーション不足が問題で、自分の気持ちを伝え、相手の考えを聞くことによって問題解決、そして一気にホストと仲良くなったと言うことも少なくありません。
いつも、生徒さんに「まずホストにその気持ちを伝えてみたら?」とアドバイスしているですが、それができていないのは自分でした。笑
人には簡単に言えるものの、自分の事となるとやっぱり難しいですよね
育った環境の違いもあるし、言葉の壁もある中でのコミュニケーションはやはりハードルが高くはなりますが、お互いを理解しようと思う気持ちがまず大切ですね
それで話が合わないならしかたない