久しぶりに、留学エージェントらしいブログを書きます!笑

 

今年から、カナダでは、2年の間、学生ビザの発給数に制限をかけることを発表し、まず国全体として一定数の学生ビザの発給数が決定されました。去年と比較すると、国全体では、学生ビザの発給が35%減になります。

 

これが州ごとに振り分けられます。 

 

トロントのあるオンタリオ州は、2024年の学生ビザ発給数は235,000となりました。

バンクーバーのあるブリティッシュ・コロンビア州は83,000となります。

 

さらに、トロントのあるオンタリオ州の場合、この学生ビザは

 

・96% が公立大学・公立カレッジ

・4%が私立カレッジ・語学学校

 

に振り分けらることが決定。

 

バンクーバーのあるブリティッシュコロンビア州では

 

・53%が公立大学・公立カレッジ

・47%が私立学校(私立カレッジや私立語学学校)

 

に振り分けられるそうです。

 

 

 

この学生ビザルールの変更でトロント留学にも大きな変化が出そう。

 

というのも、私立カレッジ・語学学校での学生ビザの発給が4%とかなり低くなっているので、長期で語学学校に通うハードルが上がってしまう可能性があります。

 

もし、この選択肢がないと考えて、他にどんなトロント留学方法があるかを考えてみました。

 


① ビジターで6ヶ月最大滞在

 

カナダは、日本のパスポートを持っている場合、最大6ヶ月間、ビザなしで滞在する事ができます。 ビザなしでの滞在になるので、滞在する理由、帰国便のチケットなどの用意が必要になります。

 

ビジターで(ビザなし)語学学校に6ヶ月通うというのは、入国理由として認められているので、入国前に学校申し込みをして、入学許可証をきちんともらっていれば、問題ないでしょう。

 

 

② ワーホリで1年滞在

 

カナダのワーキングホリデーは、1年間滞在許可のビザがおります。この間、語学学校に通うこともできるので、初めの数ヶ月語学学校でお勉強し、その後お仕事しながらカナダで生活することができますパー

 

ワーホリの発給数も数に限りがありますが、カナダでお金を稼ぎながら生活できる、このワーホリが一番人気でしょうか。

 

 

③ ビジター+ワーホ切り替え

 

まずビジターで入国し、語学学校でお勉強してからワーホリに切り替える方法です。 

 

ビジターで入国するには、往復チケットが必要というルールがあり、また、カナダにいたまま、アメリカの国境等でワーホリの切り替えもタイミングが絶対うまくいくという保証はないので、リスクがあることを知っておく必要があります。

 

また、ビジターで半年留学して語学学校に通学、その間にワーホリ申請。日本に帰国後改めてカナダへの航空券を手配してワーホリで入国という方法の方もあるでしょう。これは航空券の費用がかかってしまうことが難点札束

 

これであれば、最大1年半ほど滞在できます。

 

 

④ 日本でカレッジ進学コース受講+現地で公立大学・カレッジスタート

 

公立大学・カレッジに96%の学生ビザが発給されるということですので、ここを目指すのも一つ。 

 

最近、一部の語学学校ではオンラインコースも提供されています。これは日本からでも受講できるので、このオンラインコースで授業を受け、大学進学をめざします。

 

学校によっては、Pathwayなどの進学コースを修了すれば、公立カレッジに入学資格得られることがあります。

 

なので、日本から進学コースを修了させ、入学資格をゲットした上で、公立カレッジに申し込み、学生ビザを申請するとい方法ですね。

 

ただ、学生ビザを申請したからといって、数に限りがあるということは、絶対ゲットできるという保証がないというのも、少し不安泣

 

あと、公立大学・カレッジは、留学生向けの料金がなかなか高額になります。

 

 

 

私の夫は、

 

「私立カレッジや語学学校からの反発があるだろうから、そのうちすぐ変更されるんじゃない?」

 

というのですが、ま、今のところこのルールとなっております。

 

 

カナダ、良い国なんですが、政府の方針やルールがコロコロ変わるんです。 何が良いかと考えて、すぐ行動に移すというのは悪いことではないと思いますが、これに振り回される人は本当に大変ですあせる