私の友達から写真が届いたんです。

 

腕に入れた最新のタトゥーが、四角いスイカです🍉

なんで四角いスイカなのか。

 

 

彼は日系カナディアンで、たしか祖父が日本人だったはず。なので、苗字は「いしわら」という日本の名字なのです。 カナダ生まれカナダ育ちなので日本語は話せません。 

 

でも、日本の文化が大好きで、何年かに日本に旅行に行ったときの思い出にと、JRの電子切符、Suica(スイカ)を、旅行から戻ってきてから飼い始めた犬に名付けました。

 

その時「スイカって、watermelon(果物のスイカ)って意味もあるんだよ」と教えてあげたら、「そうなんだ!知らなかった!」と言っていました。

 

自分の愛犬の名前でもあるスイカ(果物)をタトゥーに入れると決めた時、日本らしさ?を加えるために、日本でしか見ないであろう、四角いスイカを選んだそうです。 面白いですよね。

 

この写真を送ってもらった際、こんなことを聞かれたんです。

 

"When I translate Suika, why is it in Katakan and not hiragana"

「Suikaを翻訳した時、ひらがなじゃなくてカタカナで出てきたんだけどなんで?」

 

 

え。そんなこと考えたことない!!!!笑

 

外国語から来た言葉はカタカナになるのはなんとなく(?)知ってますよね。

スカート、チョコレート、ソファー。

 

でも、スイカって、外国語ではない日本語。

それなのに、なぜカタカナ表記なの?

 

そんなこと、私の学校では教えてくれなかった(もしくは私、寝てたえーん

 

そこでGoogle先生の登場。

一番上にあった回答がこちらです。

 

動植物の名前には、カタカナで表記する習慣があります(「サル」「ウマ」「バラ」「ユリ」など)。これは、生物学で和名をカタカナ表記する慣用に由来すると思われます。和名は日本国内での動植物の正式な呼び方で、もともと地方ごとに大きく異なっていた呼び名を標準化したものです。和名を一般にカタカナで表記するのは、表記形を統一するという意味があるものと思われます。例えば、生物学の分野では、動植物の学名はアルファベットで表記されます。学名をアルファベットで表記すれば、それが実際にどのように発音されるかということとは無関係に、国際的に同じ表記形を用いることができます。同じように、和名にも、カタカナを用いれば表記形を統一することができるということでしょう。漢字や平仮名では表記が煩雑になったり、表記に「ゆれ」のでる可能性もあります。また、平仮名では語を同定する機能も低くなるでしょう。

引用:http://nifongo.style.coocan.jp/043.htm

 

 

動植物はカタカナで表記する習慣があるなんて、なんとなく自然にやったけれど、あらためて言われてみないと知りませんでした。

 

さて、これは理解できたものの、これを英語で説明しなければならない笑い泣き

 

"According to my google search, katakana is used when it’s for plants and animals. "

「Google検索によると、植物とか動物にはカタカナが使われるらしいよ。」

 

というもう答えになってるかなってないかわからない回答をしちゃいました。笑 だって、私自身よくわからないんだものガーン

 

 

日本語教える資格って、こういうお勉強をするのでしょうか?

ちょっと興味を持ち始めた私。

 

 

海外で生活していると、日本の文化や日本語について聞かれることがあるんです。 それを答えれない度に、どこか日本人として欠けてるような気もするんですが、同時にカナダについて夫よりも私のほうが知ってる事もたまにあるので、その国出身だからエキスパートって事はないんだなと思いました爆  笑