まあメンヘラといっても、
「それアナタの勘違いでしょ」
と思われるかと思いますが、自分がメンヘラになってみて初めて「あ、この人(あの人)メンヘラだったんだ」と思う人が多々居ます。
私の周りには、過去に交流のあった人を含めて
・うつ病
・冬季うつ病
・躁うつ病
・ボーダー(境界性人格障害)
・乖離性人格障害
・アスペ
が居ます(居ました)。
よりどりみどりw
一番分かりやすいのは「アスペ」ですよね。
学生の時に居ましたよ。
カラオケで演歌ばかりを歌い、
女の先輩に「化粧濃いですね」と直接伝えたり、
同級生の子に「おまえ、ぶっ○すぞ!」と叫んだりした人が。
まあ空気読めませんでしたw
当時は、
「なんか理解不能だから、なるべく近づかないでおこう」
と思って接してましたが、近づかれても微妙に耐えられる程度に社会性はあるんですよねー。
なかなか絶妙なサジ加減のサイコ○スだなーって思いました。
あ、自分もサイコですよ。
ていうかみんなサイコだと思ってます。
「私は常識人。逸脱した行為なんてしないし、空気も読んでるから大丈夫。間違いなくサイコじゃない」
と思っているそこのアナタ、本当に大丈夫ですか?
もし今から、アナタの住む場所が無法国家、超貧困地域のスラム街に変更させられたら、今の考えのままでは逆にキチ○イですよ?
常識なんてないし、逸脱しないと生きていけないし、空気読んでたらお腹空いたままですよ?
極論ですが、自分の思考を信じるなんて、そんなもんです。
話を元に戻して、次に「うつ病(冬季うつ病)」。
これは分かりやすいですよね、ただ外(表)にあまり本人が出てきませんがw
見かけで分かりますよね。
顔色が悪い、元気が無い、具合が悪そうで姿勢が悪い。
全体的に調子が悪そうな人は「ムムッ!」と思ってくださいw
うつ病は単純に、脳の元気が無い状態だと思って頂ければと思います。
脳に元気がなければ何もしたくないし、音楽すら聞きたくないですよね?
よく、
「落ち込んでウツ入った時、この音楽を聞いて元気が出てきました✩」
とか言ってるお花畑思考の人が居ますが、元ウツ病の私から言わせると
「音楽なんて聞ける余裕あるならウツじゃねーよ」
でお引取りいただきたいですw
正直、目を開けているのも辛かったです。
目から勝手に情報が入ってきて、脳で処理しなくちゃいけないのが辛かった。
これはまあ、私だけの症状なのかもしれませんが、脳の元気が無い時に発生する事例としてはよくある症状ではないでしょうか。
続いて「躁うつ病」。
躁うつのウツは、うつ病と一緒なので割愛しますが、躁状態は私の書いた↓↓
はじめに
を読んでいただければと思います。
躁状態だと、まあハイテンションですw
もしかしたらテレビに出ている方、特にタレントやお笑い芸人に多いかもしれません。
あまりにハイテンションすぎて、支離滅裂になってくると日常生活に支障をきたすそうです。
幸い、自分はまだ大丈夫そうですが、いつ支離滅裂になってもおかしくないかもですw
次に「ボーダー」。
これは表面上かなり気付きづらいですし、(境界性)人格障害と名称は付けられていますが、当の本人の内情はさておき、外から見ると人格障害というよりか、むしろ大変魅力的に感じます。
そのへんはググッていただければと思います。
ボーダーの人が狙いを定めて、死ぬ死ぬ詐欺を繰り返しリスカやOD、奇行を繰り返し愛情を要求するかまって先のことをターゲットと言いますが、自分はターゲットにはなったことが(ほとんど)無いのでターゲットの苦しみは分かりませんが、近しい友人がボーダーで、その苦しみはたくさん聞いています。
ボーダーの人達の「0か100かでしか、世界(特に人間)を見ることが難しい」というのは、正直かなり生き辛いと思います。
僕自身は僕の所為が原因で、ボーダーの子が首を切り、その写メをいただく、という経験をしたことがありますが、それは彼女の自己責任だと思ってます。
まあ一時的なターゲットになっただけなんで、その一件は誠実に対応し済んだのですが、それクラスのイベントを毎日やられたら、ターゲットさんはそりゃーもう刺激的でヘトヘトですよね。
ボーダーの本人も0か100かの思考に疲れ果て、ターゲットと共にお互い深い傷を負って別れるという悲しい結末になりがちですが、私が知ってるボーダーの子は、共依存できる相手を見つけ結婚し、いまや自分よりも健全でございますw
最後に「乖離性人格障害」ですが、
「ウソなにこの人、マジで別キャラ演じてるの?」
と思いがちですが、実際別人格が体に宿っているという、一番電波なメンタル疾患です。
幼い頃に
「これは私じゃない」
というような考え方をしなければならないような体験を経てそうなるようなのですが、主人格と別人格が、仲良しの場合もあったり、不仲の場合もあったり、また音信不通の場合もあれば、しょっちゅう交流している場合もあったりと、色々タイプが異なるようです。
別人格が何人も居る方もいらっしゃるようです。
別人格に不本意な事されるのは、かなりのストレスでしょう。
しかも自分が覚えていないとか。
ちょっと想像に苦しみますよね。
主人格と別人格がつながっている場合で、もし主人格側が覚えていたとしても、別人格が悪い奴で悪い行動をしたなら、それはそれで相当のストレスでしょうね。
さすがにこの疾患に関しては、
「体感してみないと(その苦しみは)分からない」
といったところです。
友人はストレスがMAXになると、攻撃的でワガママな人格が登場しました。
目つきが変わるので、なんとなく
「やべ、来たかも」
と思うのですが、その人格が登場すると、ともかく面倒くさかったです。
ワガママなので我が通らないと人にウソの助けを呼んだり、警察にお世話になったりとかなります。
私の場合は、やはり女の子なのですが、私を含めて人と会ったあと、人に合わせるストレスと酒に心が疲弊したのか別人格が登場してしまい、家に帰るのを拒み繁華街で
「助けてください!私この人に脅迫されてるんです!」
と叫ばれて、人だかりができる始末。
で、結局その場面ではその後、彼女はどこかに行ってしまうのですが(早朝ちゃんと帰ってきました、意外にきっちりっていうw)、正直、小劇場を開かれた感満載で、ストレスよりも呆れが強い感じでした。
以上、自分が知っているメンタル疾患を書きましたがコレ、複合している場合がほとんどです。
…大変ですよね。
苦労、心労に耐えられないと思います。
私には、疾患への理解と、できるかぎりのサポートしかすることはできません。
そして、あまり深く関わることはできません。
自身が躁うつなので。
自分の管理で精一杯です。
ですが、躁状態だと人の面倒を見たがるものw
で、メンヘラの方と交流すると、自身がさらにメンヘラになりやすいのも事実。
笑えますよね。
躁うつ病の私がよりメンヘラな人と深く関わると、
「ミイラ取りがミイラになる」
みたいな感じで、
「メンヘラが、よりメンヘラになる」
っていうw
ので、自分の体調最優先で、日々生活をするべきなのですが、
「類は友を呼ぶ」
とはよく言ったもので、
「メンヘラはメンヘラを呼ぶ」
んですよね、なぜか。
やっぱ人とのつながりって、何か共有するものがあるだとか、共感する要素があるだとかで結びついているんでしょうね。
自然と同類が集まってしまうもんなんですね。
ワタクシ、特にネットで友人を募ったとかそういうわけではないのに、自然と関わってしまいますメンヘラに。
世の不思議に感じてしまいそうですが、まさしく「引き寄せの法則」なんでしょうね(使い方あってる?)。
いやでも、そういう人たちと関わるのも楽しいですよ。
普通の人よりずっと、自分について考えているし、人間について考えている。
自分について苦しんでいるし、人間について苦しんでいる。
だから、余裕がある時は他の人に対して、助けとなるような本当のアドバイスや協力ができる。
共倒れするリスクはあるけど、共に生きる強さもあると思います。
メンタル疾患は、決してマイナスだけではない。
私は強くそう思います。
なんだか今回は真面目な文章で締めてしまいましたが、お読みいただきありがとうございました。
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