こんにちは。今年もブログ書きます、あっきーです。
今回は、JFL(4部)に所属する奈良クラブの2016シーズン振り返りブログを書きます。
目次はこちら↓
1.2016シーズンの結果
2.MVP(最優秀選手)とMIP(最も印象に残った選手)
3..印象に残った(こんなことあった!)な出来事ベスト5
4.感想・言いたいこと
※2と3はTifosi内で奈良を応援するメンバーの投票で選出
1.2016シーズンの結果
2016シーズンにおける成績目標は、16チームが参加するJFLにおいて、J3昇格要件の年間4位以内でした。
しかし結果は、
1stステージ 14位 勝ち点14 15試合 3勝5分け7敗 17得点25失点 得失点差-8
2ndステージ 7位 勝ち点23 15試合 7勝2分け6敗 24得点23失点 得失点差+1
年間順位 10位 勝ち点37 30試合 10勝7分け13敗 41得点48失点 得失点差-7
(画像はJFL公式サイトより)
2015年の7位から順位を下げる結果になってしまいました。
このような悔しい結果になってしまった原因は2つ挙げられます。
1.『開幕ダッシュに失敗。』
開幕から9試合未勝利(4分け5敗)。新加入選手が多く、攻撃面において連携が充分に取れるまで時間がかかり過ぎました。5試合連続無得点を記録してしまうほどの決定力不足。
2.『多すぎた失点。』
48失点はリーグワースト3位。年間試合数のおよそ3分の2に相当する19試合で複数失点を記録。これでは上位戦線で生き残れません。
特にセットプレーの失点が多い印象。中盤でボールを奪われると、そのままズルズルと下がってしまい、辛うじてコーナーキック(高さのある選手が少ない奈良クラブにとっては不利)にするか、ゴール前の危険な位置で反則を犯し、相手にフリーキックを与えることがしばしば。
また、終了間際の失点で勝利を逃した試合もあり、交代選手の投入による逃げ切りの采配を確立できなかったことも痛かったですね。
2.MVP(最優秀選手)とMIP(最も印象に残った選手)
(画像は奈良クラブ公式サイトより)
MVP部門
最多得票MVPは。。。。ドドドド←(ドラムロール)
\MF茂平(しげ・たいら)選手(3票)/
JFL新人王&ベストイレブン受賞!文句なし!
今季チーム初得点を記録すると、終盤にかけてゴールを量産し、積み上げたゴール数は、15!
空いたスペースを見つけて、相手の裏へ抜ける動きは何度見てもカッコイイ(試合の楽しみ方のひとつで、一定時間ずっと茂選手の動きを観察するのが楽しかった)。
ゴール決めた後に両手広げて飛行機ポーズも良い。
大分トリニータU-18→立命館大学のエースとして活躍し、大学選抜にも選ばれるほどでしたから、奈良クラブ加入ニュースは反響も大きかったのですが、やっぱりJFLでは規格外でした。
J3ギラヴァンツ北九州へ個人昇格してもゴール決めまくってください!
『前所属:奈良クラブ』という試合中継の表示を何度も見せて、全国に奈良クラブをアピールしてほしい!
そしてもう一人のMVP票(1票)を獲得した選手がいます!
\FW小笠祐史 選手/
投票者コメント(まりのす)
“「後期から頑張る」って言って本当に後期から調子を上げた有言実行力”
セカンドステージだけで3試合連続を含む4得点はチーム2位タイ。リスペクトしている選手が佐藤寿人なのは、天皇杯柏レイソル戦でのゴールで納得。茂のクロスにニアで合わせ、リオ五輪GK中村航輔の牙城を崩した。
続いてMIP部門!(4名)
一人目は。。。
\GK渕上隼人 選手/
コメント(まりのす)
“馴染むの早すぎ サポーターの心掴みすぎ”
GK全員が出場を記録した奈良クラブでは最多となるリーグ戦17試合出場。「ふっちー」の愛称でサポーターから親しまれている。チャント原曲は関ジャニ∞「ズッコケ男道」
二人目は。。。
\MF谷口智紀 選手/
コメント(こいちゃん)
“文句なしのボレーシュート。記憶に残るプレー。沼津でも頑張ってください。”
柏戦での一撃と、ガッツポーズは今でも鮮明に覚えています。奈良にとっての貴重な高さ(185cm)でしたが、J3アスルクラロ沼津へ個人昇格。奈良では主に終盤CBで出場、ボランチも出来るため、起用法も含めて、引き続き注目したいところ。
茂選手にも言えますが、関西圏で試合が開催されるとき(vsセレッソ大阪U-23,ガンバ大阪U-23)は、観に行けたらいいですね。
三人目は。。。
\FW岡山一成 選手/
コメント(私)
“直接話して、受け取った有難い言葉の数々。日立台の涙。”
2017年も奈良でプレーすることを決めた岡山選手のコメントは、必ず読むべきですね。
司会を務める『奈良クラブ~奈良劇場ラジオ~』(アーカイブス視聴可能)も面白い。選手の生の声が聞けて、結構リアルな話も。
個人的に思うのは、偉大な選手ゆえに周囲がリスペクトし過ぎる側面があるので、そこを繋ぐ役割の人物がいると、よりチームの一体感が高まるのではないかなと思います。。
四人目は。。。
\MF山田卓也 選手/
コメント(やまけん)
“ベテランらしくチームをまとめていたから”
日本代表や海外のクラブを経験したヤマタクさんにとって、奈良クラブはどのように映っていたのでしょうか。退団のリリースのコメント、重みがありますね。
「足りないところ」として真っ先に挙げられるのは一試合あたりの観客動員数です。(データは退団する堤 隆裕 選手の職場「ぷろぼの」FBページから)
実際、一試合あたりの観客動員数(昇格要件は2000人)は前年比で17%ダウン(1816人→1508人)という現実があります。この原因は、ホームで勝てず(15試合中4勝)、シーズン終盤に差し掛かってもメディア等を巻き込んで昇格の機運を高めることが出来なかったことが影響していると思います。
2000人を超えたのが、ホーム開幕戦と最終戦だけでは厳しい。節目の試合以外でもたくさんの注目があつまる何かがあれば。。2015年はそれが元日本代表・中山雅史選手擁するアスルクラロ沼津戦(3466人)だったんですけどね。。
3.印象に残った(こんなことあった!)な出来事ベスト5
栄えある第1位は。。。ドドドド←(ドラムロール)
\奈良クラブで秋新歓開催/(4票)
【秋新歓 第④弾 振り返り観戦記】10/22 奈良クラブvs FCマルヤス岡崎 ~あとひとつ。~
たくさんの人が協力して作り上げた秋新歓は、サッカー観戦の選択肢として『奈良クラブ』がることを伝えることが出来たと思います。今年もやれたらいいな~。
第2位 \【アウェイ観戦記】9/3 柏レイソルvs奈良クラブ ~やるじゃん!奈良クラブ!天皇杯で大健闘。~ /(3票)
さっきから何度も話題に出ている柏戦です。
1:00~小笠選手の先制弾
1:36~谷口選手の勝ち越しボレー
いや~、夢を見たな~。
この試合を境に選手の目の色が変わりました。
天皇杯で敗れた後の8戦で4勝2分2敗の勝ち点14(16得点12失点得失点差+4)と勝ち越しているデータがそれを証明しています。
16得点(8試合)の内訳→
茂8(2試合連続と4試合連続が1度ずつ)
小笠4(3試合連続が1度)
小野2
佐藤1
森本1。
森本選手を除いて、4-4-2の前の4人で占められています。
固定メンバーで戦うことが出来て、特に茂選手はシーズンの半分以上の得点を叩き出すほど、二列目がフィットしていました。
ここからは1票シリーズ!(7つ)
時系列でまとめます。
・開幕前
※胸スポンサー『中川政七商店』の社長が出演のNHK Eテレ『SWITCH インタビュー 達人達』も面白かった!
・1st第1節
『開幕戦(MIOびわこ滋賀)試合前のお正月イベント』
楽しそうな様子は矢部GMのブログで!
・1st第10節
『岡山ネクスト戦で今季初勝利』
・2nd第3節
『アウェイ岡山ネクスト戦で清水サポと一緒に観戦』
岡山ではJ2とのダブルヘッダーで実現。他サポ大歓迎。
・2nd第7節
『ロック総統直筆サイン入り著書get&写真撮影』
↑カオスすぎるでしょ、この写真。。。これが公式サイトに載ってるなんて奈良クラブぶっ飛んでる(誉め言葉)。。。
・2nd14節
バスケ面白い~。点めちゃくちゃ入る~。奈良県のスポーツを高めるためには、このような競技の枠を越えた取り組みは重要ですね。
・シーズン終了後
次のステージの選択は、サッカーに限らず、本当に難しい。奈良の選手であったことを誇りに思ってもらえるような、クラブになれたら。。
※奈良クラブの試合を見た率直な感想も!!
『シカ―マスクさんの存在を知った』
『スタグルがアットホームな雰囲気の中でいろいろ種類があって良かった』
『応援が独特だった』
やっぱり現地に足を運ぶのが一番だな!その目で見て、肌で感じてください!Jリーグをよく見ている人ほど衝撃度は高いと思われます(私がそうだった⇒【JFL 観戦記】奈良vs鹿児島 ~奈良クラブの試合に行ったら楽しすぎた件~ )。
4.感想・言いたいこと
『奈良クラブは楽しい。』
面白いコンテンツがたくさんあり過ぎるけど、この一言に尽きます。
結果が出なくて戦績では苦しみましたが、奈良クラブのサポーターは決して応援することを諦めませんでした。どんな時も目の前のサッカーを楽しみ、手拍子や声援を送っていました。これは1年間を通して奈良クラブを見てきて確信を持って言えることです。
たしかに試合を「楽しむ」と「勝つ」ことを、両方とも成立させることは決して簡単ではありません。お金も必要でしょう。まさに今、「クラブ」としての力が問われています。
でも、目標があるなら、可能性があるなら、そこに挑戦する「姿勢」は必ず誰かの背中を押します。それがクラブの存在意義ではないでしょうか。
奈良クラブの「姿勢」に勇気づけられた、そんな2016シーズンでした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
<今日の一曲>
岡崎体育「MUSIC VIDEO」
2016年にブレイクしたアーティストと言えば、岡崎体育!
活動拠点は奈良市って公式サイトに書いてあるから、奈良繋がりで選びました。
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