奈良クラブ 2015振り返り&2016展望 | てぃふぉーじのある日常〜footballを添えて

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Tifosiのメンバーがサッカーについて勝手気ままにつらつら語るブログ。活動紹介やイベント告知もちょいちょいあります。

皆さまおはようございます。Tifosi奈良クラブサポーターの小池です。

2月27日にJリーグが開幕し、長い戦いが始まりましたね。皆さまの贔屓チームの目標は何ですか?優勝、昇格、もしくは残留・・・

今回は、そんなJリーグに「加盟」(ココ重要です)するために戦うチーム、奈良クラブの振り返り&展望を行います。


奈良クラブは現在、JFL(日本フットボールリーグ)に加盟しています。JFLは、町クラブ、企業クラブ、大学サッカー部、Jクラブのセカンドチームで構成されている「アマチュアリーグの最高峰」で、「百年構想クラブ」に認定され、成績、運営面での条件をクリアすることでJリーグに加盟することができます。


まずは、2015年シーズンの振り返りから。奈良クラブは、昨年初めてJFLの舞台に参戦しました。(なお私が奈良クラブの試合を観始めたのが昨年夏ごろからなので、シーズン前半戦・ファーストステージの振り返りは結果のみになってしまいますがその点はご容赦願います)

JFL

 ファーストステージ 6勝5分け4敗 勝ち点23 14得点13失点 得失点差+1 7

 セカンドステージ  7勝2分け6敗 勝ち点23 19得点15失点 得失点差+4 7

 年間         13勝7分け10敗 勝ち点46 33得点28失点 得失点差+5 7

(今気づきましたが順位のところに7が3つ並んでますね、これは今年何かいいことが起こりそうな予感がします笑) 

セカンドステージの奈良クラブは、基本的に3-4-3のフォーメーションを使用。サイドで起点を作り攻撃を仕掛ける戦術で戦いました。

開幕から3連勝と最高のスタートを切った奈良クラブ、第6節、FC大阪との「阪奈ダービー」では、コーナーキックからMF谷口智紀選手のヘディングゴールが決まり1-0で勝利しました。

しかしその後は連勝と連敗を繰り返す不安定な戦いが続き、ステージ優勝の可能性は消滅。ホームゲーム最終戦となった14節の鹿児島ユナイテッドFC戦は引き分けたものの、鹿児島ユナイテッドのJ3昇格が決定しました。鹿児島ユナイテッドの選手・サポーターの大喜びする姿は今でも忘れられません。


シーズンを通して、守備は安定していたものの得点力不足に悩まされました。無失点試合が9試合あったのに対し、無得点試合が11試合ありました。また、J3昇格条件の1つである「ホームゲーム平均観客数2000人」も達成することができませんでした。


天皇杯 予選

 決勝 4-0天理大学

天皇杯 本戦

 1回戦 0-0(PK5-6)藤枝MYFC


天皇杯1回戦はホーム橿原で対戦。試合途中からゲリラ豪雨に見舞われ視界が悪くなる時間帯もありました。

後半開始早々に藤枝の選手が1人退場し、数的有利の状況で積極的に攻撃を仕掛けましたがついに藤枝ゴールを割ることはできませんでした。


紀の国わかやま国体(奈良県代表として単独チームで出場)

1回戦 2-0新潟県代表

2回戦 2-1群馬県代表

準決勝 0-1(延長)京都府代表

3位決定戦 2-0東京都代表


岡山一成選手が選手兼任監督としてチームを率い、3位決定戦では自らゴールを挙げ30年ぶりの出場となった国体サッカー奈良県代表を3位に導きました。


2015年シーズンMVP!(独断と偏見で選出)

奈良クラブの2015年シーズンMVPは、堅守の要、GKシュナイダー潤之介選手です!

正GKとして最後尾からチームを鼓舞し、ビッグセーブで奈良クラブゴールを守りました。私が観戦したホンダロックSC戦ではPKを止める活躍でチームの勝利に貢献。試合後に行うマイクパフォーマンスでもサポーターを盛り上げました。昨シーズン限りで現役を引退し、今年からザスパクサツ群馬のGKコーチに就任、後進の育成にあたります。


ここからは2016年シーズンの展望です。まずは、今シーズンの主な新加入選手を紹介します。

ポジション 選手名(前所属)

GK 浅井俊光(ブラウブリッツ秋田)

GK 渕上隼人(桃山学院大学)

DF 森本良(横浜FC)

DF 大西勇輝(京都サンガF.C.)※期限付き移籍

MF 向慎一(AC長野パルセイロ)

MF 山田卓也(FC今治)

MF 小井手翔太(グルージャ盛岡)

MF 茂平(立命館大学)

FW 田口光樹(福岡大学)

前線の選手から守備陣まで全体的に補強しましたが、特に中盤の選手が質・量ともに良くなったと思います。J2、J3で豊富な経験を持つ向や小井手、奈良クラブ初の日本代表経験者である山田(「あの」山田卓也です)、全日本大学選抜に選ばれたことがある茂など実力者を多数獲得しました。中村敦監督が彼らをどう活かすのか注目です。


今シーズンの奈良クラブの目標
今シーズンの目標、それは「J3昇格」!もうこれ以外にありません。昨シーズンの主力選手がほとんど残留し、さらに戦力の上積みに成功しました。「昇格1番手」と堂々と言える陣容だと思います。

そして、「ホームゲーム平均観客数2000人」という条件も、クリアできる可能性は高いと思います。昨シーズンは、序盤の試合では1000人台前半で推移していたものの、右肩上がりに観客数が増えていきましたので、増えた観客をつなぎ留められれば、そして新たなファンを獲得できれば、観客数のハードルはクリアできるでしょう。そのためにも試合に勝つことが重要です。


最後に

JFLの開幕は3月6日、奈良クラブはアウェイの甲賀市陸上競技場でMIOびわこ滋賀と対戦します。ホームゲーム開幕戦は3月13日、鴻ノ池陸上競技場でヴェルスパ大分との試合です。奈良クラブの戦いがいよいよ始まります。

奈良クラブの試合をぜひ観に来てください!新規サポーター大歓迎です!楽しく、陽気に応援しましょう!


最後まで読んでいただきありがとうございました!