こんにちは、つじーです。天皇杯の決勝カードが決まり、そして高校サッカー選手権が開幕しますね。
最近、Tifosi界隈やサッカー好き界隈からこんな話を耳にします。
『最近毎日がつまんねえな・・・・Jリーグ終わったし』
そう、あまロスならぬJロスに陥る人が続出しているのです。
そんなJロスを解消したいそこのあなた！ヨーロッパにも「J1の優勝争い並みに熾烈な首位争い」があり、「J2の昇格プレーオフ圏争い並みに熾烈な昇格争い」が繰り広げられているリーグがあるんです！！！
そのリーグとは・・・・・・
イタリア・セリエBだ！！！＼(^_^)／
（僕の知り合いの皆様『結局自分の趣味じゃねーか』）
＜セリエB、基本のき＞
改めて説明すると、セリエBはイタリアのサッカーリーグの２部に当たります。上のカテゴリはセリエA（１部）、下のカテゴリはレガ・プロ・プリマ・ディヴィジオーネ（長い！）（３部）になります。
２２チームで構成されており、全４２試合（ホーム＆アウェイ）を戦います。現在２１試合を終え、ちょうど折り返し地点です。
セリエAに昇格するのは３チームです。昇格の条件は、
・１～２位はAに自動昇格
・３～８位で昇格プレーオフを行い、勝ち残った１チームが昇格。
昇格プレーオフ過酷すぎるwwww J2の昇格プレーオフなんて目じゃない悲劇と歓喜が見られそうです。リーグ戦２位と３位ではまさに天国と地獄。
また、下部のレガなんちゃら（長いので省略）には４チームが降格します。降格の条件は、
・２０～２２位は自動降格。
・１８位と１９位はプレイアウト（ホームとアウェイで２試合戦う）を行い、負けた方が降格。
ちなみに比較対象として、日本のJ2は、
・２２チーム構成、全４２試合。（ホーム＆アウェイ）
・１～２位はJ1で自動昇格、３～６位は昇格プレーオフで勝ち残った１チームが昇格。
・２２位は自動降格、２１位はJ3の２位と入れ替え戦（ホーム＆アウェイ）を行う。（J2昇格基準を満たしているかどうかで若干の変更があるが割愛）
と、なっています。
あ、勝ち点計算はどちらも「勝ち⇒３、引き分け⇒１、負け⇒０」です。もちろん勝ち点が同じ場合は得失点差（得点と失点の差）で順位が決まります。
＜セリエB前半戦を終えて＞
リーグについての説明したところで、２１試合終了時点の順位を見てみましょう。
【自動昇格ライン】
１位 パレルモ 勝ち点４０
２位 エンポリ 勝ち点３９
【昇格プレーオフライン】
３位 アヴェリーノ 勝ち点３７
４位 ペスカーラ 勝ち点３４
５位 ランチャーノ 勝ち点３３
６位 クロトーネ 勝ち点３２
７位 チェゼーナ 勝ち点３１
８位 ブレッシャ 勝ち点３０
【昇格も降格も関係ないよライン】
９位 トラパーニ 勝ち点３０
１０位 ラティナ 勝ち点３０
１１位 カルピ 勝ち点３０
１２位 スペツィア 勝ち点３０
１３位 シエナ 勝ち点２９
１４位 ヴァレーゼ 勝ち点２７
１５位 バーリ 勝ち点２３
１６位 モデナ 勝ち点２２
１７位 テルナーナ 勝ち点２２
【降格プレイアウトライン】
１８位 チッタデッラ 勝ち点２１
１９位 ノヴァーラ 勝ち点２０
【自動降格ライン】
２０位 パドヴァ 勝ち点１８
２１位 レッジーナ 勝ち点１４
２２位 ユーベ・スタヴィア 勝ち点９
どうでしょう、この混戦ぶりは。
天国と地獄を分ける２位と３位が勝ち点２差だったり、昇格プレーオフギリギリの８位ブレッシャと同じ勝ち点にチームが他に４チームあるという、J2も真っ青な昇格戦線です。
降格争いに目を向けても、降格プレイアウト圏を５～６チームが激しく争っている過酷な状況です。
・・・・・まあ、まだ半分しか終わってないんですけどね(・∀・)
全部終わった頃には大したことないぬるーい順位争いで終わっている可能性もなきにしもあらずですし。
ただ、こうやって若干オーバーな表現で気をひいて、「こんなリーグあるんだー」とこのブログを読んでいただいているみなさんに知ってもらえたらと思っています。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
『・・・・・・あれ？つじーが推しているエンポリについて書かないの？』
と思った一部のみなさんいますよね。（いることにしておきましょう）
ご安心を。エンポリについてはまた別記事でしっかり書きますから←
（メンバー一同「イタリア推し過ぎだろこの元代表」）
おしまい。