- 鈴木 剛介
- THE ANSWER
読みやすさ ★★★★☆
これは・・・
超問題作ですね。
出た時は相当反響あったんじゃないでしょうか??
帯にあるように
「空前の哲学エンタテイメント小説!」
なんですが、
哲学の手順とか全部ぶっ飛ばしてます。
だけど、なんか納得しちゃいました。
例えばこんな調子です。
こどもに「なぜ人を殺してはいけないの?」
と聞かれたら、なんて答えましょう?
「捕まるから」とか言ってみるのもありですが、
結局ほんとに説得力のある答えなんか出てきません。
(哲学をちゃんと勉強したら出てくるのかも??)
だけど、著者は
「人を殺してはいけないと決めたから」
っていうことだけで成り立つんじゃないかと言っています。
うーん単純明快。
ぼくはこれで、腑に落ちましたがどうでしょう?
「決める」ということがすべての鍵を握ります。
真理が横たわっているのではなく、世界を自ら規定するのです。
それから
「世界平和=同一の意思決定プロセスを共有した世界全体の組織化」
であるとしたり・・・。
もし実現したら、確かに平和になるかもしれませんね。
とにかくぶっ飛んでます。
構成も、小説風で、主人公が恋人や恩師に当てた手紙
という体裁をとっています。
ちなみに主人公(著者)は結構イッチャッテル感じです。
刺激が強いのがお好きな方にオススメ。
そうでない方も、一読する価値は大いにあると思います。
ソフィーの世界と思うなかれ!って感じです。








